多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2011.01.27
我が師・田口佳史先生の新著が発売されたので大々的に宣伝してしまう。『老子の無言』。昨年4月に出版された『論語の一言』に続く一書で、これによって儒学と老荘思想(『老子の無言』では『老…
2011.01.18
少し前の新聞広告に、新しく始まるテレビドラマの広告が掲載されていて、キャッチコピーにドキリとさせられた。「女は、不幸な女を見るのが好き」思わず、コワーイとのけぞってしまった。それと…
2011.01.14
ついに未踏の地へ足を踏み入れたというか、禁断の果実を口にしてしまったというか。盆栽に手を出してしまった。と聞くと、なんとなくジジクサイと思う人もいるだろう。かくいう私も10年くらい…
2011.01.10
世の中は、圧倒的多数のまがいものとほんの少しの本物、そして、そのどちらでもないものによって構成されているというのが私の見方だ。今まで、さまざまなものに興味をもち、堪能し、さまざまな…
2011.01.04
2011年が明けた。といって、格別なにかが変わったわけではない。昨年の大晦日も除夜の鐘を聞くことなく寝てしまったし(11時20分就寝)、初詣に行くこともなかった。もちろん、そういう…
2010.12.29
今年1年間を海とともに振り返りたい。「海はどんな1年だった?」「私自身は何も不自由ありませんが、世の中のことを考えると滅入ってきます」「これ以上ないっていうくらい、極楽生活に見える…
2010.12.21
今、世の中は人間万能主義に陥っていないだろうか。つくづくそう思うことが多くなった。たしかに人間の知恵は素晴らしい。有史以来のたゆまぬ努力によって、人類は大きく発展を遂げてきた。宇宙…
2010.12.17
この時期になるとあちこちにクリスマスイルミネーションが現れるが、いったい何が楽しくてあんなものをつけるのか、というのが偽らざる気持ちだ。もちろん、人が楽しんでいることにケチをつける…
2010.12.12
音楽とはかくも凄まじいものだったのか!強烈な往復ビンタをくらったような衝撃的な体験だった。先日聴いた東京シティ・フィルの定期演奏会。指揮はオーボエの第一人者・宮本文昭。演目はブラー…
2010.12.09
前々回に続き、「空を見よう」が今回のテーマ。ところで、いきなり話は変わるが、Part2と言えば、即座に思い出すのが、『ゴッド・ファーザーPart2』。私がもっとも好きな映画のひとつ…

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