音楽を食べて大きくなった
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紺碧の将

音楽を食べて大きくなった

クラシック、ロック、ジャズ、ワールドミュージック……。
「本と音楽を食べて大きくなった」と公言する著者の座食的音楽エッセイ。
文章から漂ってくる「音楽」をご堪能ください。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

file.100『無伴奏チェロ組曲』J.S.バッハ
バッハに始まり、バッハに終わる。本コラムの最終回は、宇宙の摂理を表したとも思えるこの組曲で締めたい。この曲はチェリストのみならず、すべての弦楽器奏者にとって北極星のようなものだろう…
file.099『レイジング・サンド』ロバート・プラント&アリソン・クラウス
まったく異質なもの同士が融合して新たなものが創造されることを「ケミストリー」と表現することがある。化学反応とは訳したくない絶妙な表現だ。広義的にみれば、男と女という異質なものが融合…
file.098『アヴァロン』ロキシー・ミュージック
かつてロックは総合芸術であった。ロックの成り立ちは、たしかに安物で低俗なものだった。が、短期間に驚くべき発展を遂げ、アルバムコンセプトのトータル性や創造性(それまでにないスタイルの…
file.097『ステイション・トゥ・ステイション』デヴィッド・ボウイ
現代であれば、デヴィッド・ボウイはあれほど「キワモノ」の烙印は押されなかっただろう。しかし、1970年代、彼の奇抜な出で立ちと行動は好奇の目にさらされ、さまざまな批判を浴びた。そん…
file.096『サマラ・ジョイ』サマラ・ジョイ
10代の半ばくらいからずっと熱心に音楽を聴きつづけてきたから、たいがいのことには驚かないが、久しぶりに度肝を抜かれた。サマラ・ジョイに、である。「これが21歳の歌か!」彼女が21歳…
file.095『ハリーズ・ハウス』ハリー・スタイルズ
時には新しめの音楽を取り上げよう。毎週、小林克也の「ベスト・ヒットUSA」を観ている。とりあえず現代のロック・ポップシーンをチェックしておきたいと思っているからだ。大半は私の好みに…
file.094『オペラ座の夜』クイーン
2018年に公開され、世界的に大ヒットしたクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』によって、クイーンはロックファンなのみならず多くのファンを得た。本作の紹介に入る前に、私のクイ…
file.093『ピアノ三重奏曲第1番』J.ブラームス
この世にこんなに美しいメロディーがあったのか。初めてこの曲を聴いたとき、しみじみそう思った。時間がないときは、冒頭の数小節(1〜2分)だけ聴いてもいい。瞬時にしてブラームスならでは…
file.092『いとしのレイラ』デレク&ドミノス
16歳くらいのとき、このアルバムに出会い、50年近く愛聴している。はじめは2枚組のLP、次いでCD化された2枚組、次はリミックスされた1枚のCD、そしてジャムセッションなども含めた…
file.091『ノートルダム・ド・パリ』ミュージカル
ヴィクトル・ユゴー原作のミュージカルといえば『レ・ミゼラブル』とくるが、『ノートルダム・ド・パリ』もそれに劣らず魅力満載。筆者はこちらの方が好きだ。なんといっても曲がいい。ミュージ…

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