ガラスビーズとの出会いから45年。
ビーズを使ってオリジナルの世界を展開する、木曽康子の精緻なビーズワールド。
季節を彩る作品と共にご堪能あれ。(テキスト/木曽康子)
Topics
2023.03.07
2月があっという間に過ぎて、3月だというのに私の冬眠状態はまだ続いている。いくら「やる気は寝て待て」が本分であるとはいえ、一行の文章も書けず、ビーズを操る手も思ったようには動いてく…
2023.02.06
今年の冬の寒さは格別なのか、将又寄る年波に私がついて行けないのか、朝起きには相当の覚悟がいる今日この頃である。夫の出勤に間に合わせるためには、朝食は6時30分がタイムリミット。だか…
2023.01.06
新春に似合うお酒はやはり日本酒だと思う。受け継がれてきた味のおせち料理を前にして、日本酒はまったりと口に合う。いつもはロンドンジンをロックでさっぱりと済ませる私だが、新年明けたばか…
2022.12.16
個展開催日に漕ぎ着けるまでは、一言では語れない紆余曲折がある。それがいざ当日となると様相は一変する。ドーンと花火が上ったのだからくよくよしたって始まらない。後は野となれ山となれ、み…
2022.11.30
私の故郷は富山県高岡市である。そこで18歳まで成長し、育まれてきたのだから、その後どこに移り住もうが、どのような体験を積もうとも、原点である「高岡」というDNAは私の中にしっかりと…
2022.11.18
4年ぶりの個展(正確には2人展である)が1か月後に迫っていて、私の緊張ぶりは尋常ではなかった。GalleryからExcel形式の作品リストが送られてきて、入力の上開催日10日前迄に…
2022.10.14
久しぶりの個展であるが、開催日がひと月を切り私にもやる気が湧いてきた。この時期一番大切なのは、やる気と営業活動である。創作は概ね完了という態勢がベストではあるが、まだまだ作りたいも…
2022.09.07
アメリカの作家レイモンド・カーヴァ―の作品の中に『大聖堂』という短篇小説がある。多くの短篇はどれも優れた佳作揃いである。ちょっと不仲な夫婦の何気ない日常、その中に差す一条の淡い光、…
2022.08.10
今年の夏も暑さとコロナで我慢を強いられそうな気配である。でも私にはビーズさえあればたとえ火の中水の中……とは少々オーバーだけれど、ビーズワークは確実に私の避難場所となっている。しか…
2022.07.11
7月のある金曜日の昼下がり、外は猛暑だけど、家の中はエアコンが適度に効いていて快適である。静かだし、ビーズワークに没頭できる誰にも邪魔されない私の大切な時間だ。そこへ突然の電話音に…
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