メンターとしての中国古典
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紺碧の将

メンターとしての中国古典

紀元前5世紀から人の生きる道筋を示してきた儒者の教えを、現代に生かすためにはどうすればいいか。
「愚直経営」を旗印に掲げる経営コンサルタントが現代流にリアレンジします。(テキスト/三村邦久)

Topics

2022.12.05
足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。これは老子の一節で、その意味は「満足することを知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで志(目的)を成し遂げている」となります…
2022.09.25
天網恢恢疎にして漏らさず。これは老子の一説で、「天の網の目は広く大きく粗いようだが、天は良いことも悪いことも決して見逃さない」。つまり人は騙せても天は騙せない。天は厳正で悪事をなしたものは早晩必ず天罰…
2022.06.17
治国の臣、功を効(いた)して以て位を履(ふ)み、能を官に見(あら)はして以て職を受け、力を権衡(けんこう)に尽くして以て事に任ず。これは中国戦国時代の法家である韓非(紀元前280年?-紀元前233年)…
2022.04.08
軍隊は不吉な集団夫(そ)れ兵は不祥(ふしょう)の器、物或(つね)にこれを悪(にく)む、故(ゆえ)に有道者(ゆうどうしゃ)は処(お)らず。これは老子の一節で、「軍隊というものは人を殺すことを目的とした不…
2022.02.11
自ら師を得る者は王たり。友を得る者は覇たり。疑を得る者は存(そん)し、自ら謀(ぼう)を為(な)して己に若(し)くなき者は亡ぶ。これは荀子(じゅんし)の帝王学を説いた一節で、「自分を教え導いてくれる師を…
2021.12.25
「胡蝶の夢」として荘子(そうじ)の有名な一説で、全文は以下となります。昔者(むかし)荘周(そうしゅう、荘子のこと)夢(ゆめ)に胡蝶(こちょう)と為る。栩栩然(くくぜん)として胡蝶なり。自(みずか)ら喩…
2021.11.09
これは四書五経の中の「大学」の一節「大学の道は明徳を明らかにするに在り民を親た(あらた)にするに在り、至善に止まるに在り。」を取り上げたいと思います。この意味は、「立派な人間になるという大学の道は、天…
2021.09.29
吾十五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)う。七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず。人生のモデルこれは有名な論語の一節で…
2021.07.06
志(自己ビジョン)の大切さこれは幕末の儒家の権威である佐藤一斎の「言志四録」の一節です。その意味は、聖人や賢人のような立派な生き方を学び実践しようと志す人は鋭利な刀と同じで、多くの邪なものが尻込みして…
2021.06.01
天行は健なり。君子もって自彊(じきょう)して息(や)まず。これは易経の一節で、「天体の運行(天行)は、常に規則正しく動き時を刻み誠に健やかである。人々の上に立つ君子たるものは,この健やかな天の運行を範…

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