多樂スパイス
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Introduction

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

BLOG TarakuSpice Topics

創造主の化身
2019.03.19
 高千穂神社の創建は今から約1900年前、垂仁天皇の時代とされているが、実のところ「不明」であるようだ。なんでもわかってしまう時代にあっても「不明」であり続けているところがなんともいえない魅力だ。高千穂郷88社の総社であるのだから、相当に格式の高い社であることはまちがいないが。 
光る鏡の不思議
2019.03.15
 前回に続いて天岩戸神社の話題を。 神楽殿(右写真)の中央奥に「天照皇大神」と大書された掛軸があり、その前に丸い鏡が置いてある。肉眼で見れば、とくだんなにも変わったことはない。 しかし、これを撮影するとこのように鏡が光り、掛軸の文字が見えなくなる。今回誘ってくれた人からこのことを
天孫降臨の地へ
2019.03.11
 初めて宮崎県を訪れた。『古事記』などで天孫降臨の舞台となっている高千穂へ行くためである。  残念なことに、終日雨が降っていた。しかし、神域に降る雨はさらにそこを浄化するという。石に蒸した苔や深い森の樹々は、雨を受けていちだんと鮮やかさを増していた。 『古事記』に書かれた天孫降臨
選別によって多くの共感者を得た「読書のすすめ」
2019.03.07
 どんな斜陽業界にも本筋はある。  そう思わせてくれるのが、江戸川区の書店「読書のすすめ」。店主の清水克衛氏は以前、『Japanist』でも紹介しているが、実際に自分で読み、いいと思った本しか扱わないというスタイルを貫いている。 それは、言い換えれば、世の中には扱いたくない本が溢
武装化した情報
2019.03.03
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 来る日も来る日も、大洪水のように情報が押し寄せてくる。このブログも情報のひとつにはちがいないが、私がいう情報は、もっと戦略的・戦術的で作為的なものだ。 その多くは「どうにかして、これを売りつけよう」という類だ。たとえば、電車には美容サロンの広告が溢れているが(若い女性がたくさん
歴史の証人
2019.02.27
 毎年この季節になると東京都美術館で水石展が開かれる。交誼のある盆栽家・森前誠二氏が日本水石協会の会長を務めていることから、招待券を送ってくれるのである。 ちなみに水石って何? と思う人も多いだろうから、森前さんが書いた説明文を拝借する。――水石とは山水景情石の総称です。一塊の石

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