多樂スパイス
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Introduction

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

BLOG TarakuSpice Topics

悪条件に咲く可憐な花
2018.08.14
 山に登るたび、感嘆する。高山植物の可憐な美しさに。 どう考えても最悪の条件に近い。夏でも寒風吹きすさび、土は固く、周りは岩山だらけ。日中と夜の寒暖の差も激しい。湿潤な平地とは大違いだ。それなのに、それなのに……か細い体(茎や枝)に可憐な花を咲かせる。 花たちは、悪条件を嘆いたりはしない。「暗夜を憂
 
360度、大パノラマ
2018.08.10
 西穂高岳に登った。 とはいえ、奥穂高岳からの縦走ルートを突破するほどの勇気も体力もない。新穂高温泉口から登るルートで、独標までを往復したというていどだから、あまり胸を張って言える登山ではないが、それでも大いに満喫した。 今、登山の目的は登頂や踏破ではなく、「山を楽しむ」ことに変わっている。命は賭け
 
歴史とモダンを融合させる
2018.08.05
 上野の国際子ども図書館で「楽しい古典籍 おいしい江戸料理本の世界」という講演会が催された。もともと中高生向けの企画だが、一般の大人も参加できた。 古典籍とは明治以前の書物をいう。そういった古い書物を紐解く専門家がいて、今回はそれらに書かれている江戸の料理を詳細に解説するという主旨だった。 前日遅く
 
マックブック騒動
2018.08.01
 いきなりパソコンがおかしくなり、操作をしているうちにディスプレイ上のデータが全部消えてしまった。この時の、引き潮のように血が引いていく感覚……。最悪のことを考えた。自宅にあるiMacに外付けハードディスクをつないで調べたところ、40日前にすべてのデータを保存している。完全にアウトではないにしても、
 
このなかになにが詰まっているんだろう?
2018.07.28
 禅僧で芥川賞作家の玄侑宗久氏と医師の土橋重隆氏の対談本『死と闘わない生き方』(ディカヴァー携書)はじつに面白い本だ。物の見方が新鮮で、驚きの連続である。 玄侑さんのこういう話があった。「樹齢250年の松の樹になった自分をイメージするんです。そのまま根のすみずみまで意識をはりめぐらせていくと、脇の下
 
酷暑と『Japanist』38号
2018.07.24
 ついに暑さの記録を更新。41.1度というのだから、もはやサウナのよう。ただ、暑い暑いと言っていても気温が下がるわけではないから、気を取り直そう。 ともかく、『Japanist』38号が仕上がった。今回の巻頭対談は4回前の本欄で紹介したように、三味線方、一中節の12代目宗家、都一中さんに登場いただい
 
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