自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/髙久多美男)
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2021.02.22
前回、安土城跡のことを書いたが、そこから自転車で5分くらいのところに「信長の館」がある。その名の通り、信長の館=安土城の天主を復元したものが建物内部に収められている。元になったもの
2021.02.09
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の言葉が物議を醸している。またしても、したり顔をした偽善者たちによる言葉狩りが始まった。最初に断っておくが、私は森さんとはなんの関わり
2021.01.18
美術展で、完成した作品の隣にそのスケッチ画が展示されている場合がある。本画のほうが完成度が高いのは当然だが、ときどきスケッチのほうに心を惹かれることがある。なんというか、線に勢いが
2021.01.08
JR四ツ谷駅から飯田橋駅にかけて、土堤のうえに桜並木がある。市ヶ谷に事務所があったころは、ときどき歩いたものだ。土堤の下を黄色やオレンジ色の電車が行き交い、外堀をはさんだ対岸に桜並
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