Chinoma Contents

  • 多樂スパイス

    海を見下ろす隆慶一郎の墓

    2020.02.24
     いろいろな本を同時に読み進めている。いまはベルンハルト・シュリンクの『帰郷者』、石原克己の『いのちの仕組み』、「和様の書」展の図録、『新古今和歌集』(上巻)、丸谷才一の『後鳥羽院』、『老子』、そして...
  • 死ぬまでに読むべき300冊の本

    人間は服を着るサルだった

    裸のサル
       面白い装丁だ。赤い背景に、黒いサルが正面を向いている。透明のカバーを取るとサルの体毛を表していた黒い部分がなくなり、縞のスーツを着た人間が現れる。よく見ると、カルロス・ゴーンが痩せたよ...
  • 偉大な日本人列伝

    実業を興し、新国家建設に貢献

    渋沢栄一
    会社は私物にあらず  2024年度、日本の最高紙幣の肖像が渋沢栄一になる。聖徳太子や福澤諭吉と比べると、ありがたみが減る感があるが、「日本資本主義の父」が最高紙幣の肖像画として使われるのは、なにかと理...
  • うーにゃん先生

    成果があったときの落とし穴

    2020.02.20
    第19話    失意泰然 得意淡然   「なんかさあ、きょうのうーにゃん、態度大きくない?」  みゆはママにそっと耳打ちした。  たしかにそうだ。椅子に浅く座り、ふんぞり返っている...
  • 日々是食日

    静かにこわい野生のいきもの

    2020.02.16
    「おいしいキノコ料理、ごちそうするよ」  去年の11月ごろだったろうか。知人のSさんから連絡があった。  Sさんはキノコ採りの名人で、毎年、シーズンになると仲間と一緒に山に入る。収穫した大量のキノコは...
  • メンターとしての中国古典

    憤りを発して食を忘れ、楽しみて以て憂いを忘れ、老の将さに至らんとするを知らず

    2020.02.04
     この言葉は論語の一節で、孔子が自らの人物像を表現したものです。  その意味は、  学問が好きで発憤して夢中になって食事も忘れ、その意を会得すると心から喜び楽しんで、心配事も忘れてしまう、そして老いが...
  • 夢見るビーズ

    誘惑の甘い香り

    2020.02.05
     二月は色の無い季節である。春の訪れにはまだ遠いがその凛とした空気感が好きだ。    昨年秋、地面に移し替えた小さなライラックの木や、サンザシの小枝のあちこちがぷっくりと膨らんできている。「元気な赤ち...
  • あいきこえ

    第8話 夢十夜より第一夜

    2020.01.30
      語り・鈴木由紀 著者・夏目漱石 挿絵・矢崎悠美   第一夜から第十夜からなる短編小説『夢十夜』が夏目漱石の作と知った時、その意外性にとても驚きました。 第一夜から第十夜は、すべ...
  • しのの歌

    手を洗うときは誰もが手だけ見るとしればさみしい水道の列

     体育の後の水道の列は、一日で3番目くらいに騒がしい。グラウンドの暑さや授業時間の長さに文句を言いながら、大体はふざけ合って過ごした。順番が回ってくると会話は自然と止まって、皆手だけを見つめて、手を洗...

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