死ぬまでに読むべき300冊の本
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美し人
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死ぬまでに読むべき300冊の本

どんなに時代が変わろうとも、本が人類の知的財産であることに変わりはありません。
少年の時分より、本を師と仰ぐ髙久多美男がさまざまなジャンルから独断と偏見で選んだ300冊の本。
本選びの際の参考書として、活用してください。(テキスト/髙久多美男)

Topics

file.069『ドーダの近代史』鹿島茂 朝日新聞社
ドーダ学とは、「ドーダ、おれ(わたし)はすごいだろう、ドーダ、マイッタか!」という自己愛に源を発する表現行為であると、東海林さだおが『もっとコロッケな日本語を』で書いたらしいが、そ
file.068『モーパッサン短編集』モーパッサン 青柳瑞穂訳 新潮文庫
フランス人らしく皮肉屋で、つい人間の裏側を見てしまう癖のあるモーパッサンは、憎めない一面もある。エッフェル塔が完成した頃、醜悪だから見たくないと言いながら、エッフェル塔に登れば醜悪
file.067『からだの声をきく』多田富雄 平凡社
タイトルだけ読めば、健康書の類と思う人も多いだろう。広い意味では健康書のひとつと言えなくもないが、この本は免疫学者による自然観、生命観を綴った文章をまとめたものである。本の帯に、次
file.066『マクリーンの川』ノーマン・マクリーン 渡辺利雄訳 集英社
行間から静謐な哀切がにじみ出てくる、味わい深い作品だ。『マクリーンの川』というより、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』の原作といった方がわかりやすいだろう。モンタナ州西部にある
file.065『根源へ』執行草舟 講談社
現代を代表する思想家による入魂の書。なにごとにおいても「まわりと同じ」であることを良しとし、出る杭にならないよう気配りをする日本社会にあって、ここまで突出して独善的で激烈な考え方を
file.064『大地』パール・バック 新居格・中野好夫訳 新潮文庫
壮大な血脈の物語である。人が生まれ、何かをなし、やがて死ぬ。その人の遺伝子を持った子がまた何かをなし、死ぬ。この連なりのなかに人間存在の意義と不条理が無数に散りばめられている。長い
file.063『エリゼ宮の食卓 その饗宴と美食外交』西川恵 新潮社
2002年の頃、「厨房のダ・ヴィンチ」と言われたフランスの料理人、アラン・シャペルの8人の弟子を取材し、彼らの話からシャペルの料理哲学をあぶりだそうというテーマの本を執筆していると
file.062『モーツァルトはおことわり』マイケル・モーパーゴ さくまゆみこ訳マイケル・フォアマン画 岩崎書店
本コラム初の絵本。絵本とは言え、文字も小さく、字数も多い。内容も明らかに大人向け。読み応え、見応えじゅうぶんの絵本である。読みながら、涙を抑えることができなかった。感動の涙でも哀し
file.061『山のパンセ』串田孫一 ヤマケイ文庫
北アルプス最高峰・奥穂高岳のすぐ下にある穂高岳山荘の元支配人であり、遭難救助隊員でもあった宮田八郎をテーマにしたテレビ番組を見たことがある。 宮田は穂高岳を愛し、仲間とともに遭難者
file.060『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス 鼓直訳 新潮社
人は数値化できないものにも順位をつけたがる。そのひとつの例が、文学の世界ランキング。文学研究者がこぞって世界文学ランキングなるものを選出しているが、どのランキングでも上位に入ってい

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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