自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
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2009.10.22
ようやく『Japanist』第3号が仕上がった。今回はかなりバテバテで、データを仕上げた頃はクビのあたりの骨と筋がコキコキして、やがて首が回らなくなり、底なし沼のような深いため息が…
2009.10.14
先日、コルシカ島在住の画家・松井守男氏の取材をした。国内での知名度はまだあまりないが、フランスでは「最も有名な日本人」の一人といえるかもいれない。知名度なんてほとんど意味がないと思…
2009.10.10
去る9月23日、国連総会でリビアのカダフィ大佐が演説した。規定の15分を大幅に上回る1時間36分の熱弁は、けっしてお上品とは言い難いが、私が普段思っていることを代弁してくれたみたい…
2009.09.23
久しぶりに足利学校を訪れた。日本最古の学校として知られ、創建は奈良時代とも平安時代とも言われる。天文19(1550)年にはフランシスコ・ザビエルが「日本国中最も大にして、最も有名な…
2009.09.19
子どもの頃から絵が好きだった。高校時代に油絵を始め、その後、細々とながら6年くらい描き続けた。そのうち自分には圧倒的に才能がないということがわかり、筆をおいた。そんなわけだから、美…