多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2012.03.13
インドのムンバイ近海のエレファンタ島に広大な石窟寺院がある。その島はシヴァ神信仰の中心地であり、列柱ホールの最深部にある3体のシヴァ神は高さ6メートル弱ほどもある。4世紀から6世紀…
2012.03.09
先日、取材のため、大田区にある北嶋絞製作所を訪れた。絞りといっても、「絞り染め」の絞りではなく、金属の絞りである。「へら」という道具を使って、金属の板を湾曲させていくのだ。小さいも…
2012.03.01
今年は雪が多い。とはいっても、ニュースで聞くだけで、実際に私が住んでいるところでたくさん降っているわけではない。なので、まったく実感はない。そもそも宇都宮は寒いが、雪はほとんど降ら…
2012.02.26
松尾芭蕉の『奥の細道』は次のような有名な導入部で始まる。——月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす…
2012.02.22
また、パリの話になってしまう。パリとは不思議な街で、あれだけ多くの観光客が訪れるのに、それを最大限観光収入に結びつけようとはしない。旧市街地にはほとんど高層ホテルがないし、外国人向…
2012.02.18
生きるってなんだろう、死ぬってなんだろう?今回ほどそのことを考えたことはない。今まで、そういう問いをしてきたつもりだった。しかし、頭で考えるのとハートで感じるのとでは天と地ほどの開…
2012.02.14
弊社(ジャパニスト株式会社)の唯一のスタッフ・大竹智浩が去る2月10日、急逝した。文字通り、夭折といっていい。未明、睡眠中の出来事だった。前日までいつもと変わらず仕事をしていた。風…
2012.02.10
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2012.02.06
「わからねえ、どうにもわからねぇ」黒澤明の名作『羅生門』の冒頭。激しく雨が降り続けるなか、羅生門で雨宿りをしている男が独り言をつぶやく。ある殺人事件に際して証言した3人の供述内容が…
2012.01.29
このところの寒波はなんだ?寒さに滅法弱い私は、体表面積を80%くらいに縮めて放熱を抑え、ふだんより1枚余分に着込んで対応するものの、やはり劣勢は免れない。ちなみに、暑さには強い。さ…

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