多樂スパイス
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Introduction

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

BLOG TarakuSpice Topics

2019.09.09
自然の営みは、時間のスパンが人間と異なる。一口にいえば、かなり長い。長い時間をかけて、ゆっくりアジャストしている。それで平衡を保っているのだ。静岡県清水町に、大量の湧き水が出るところがある。柿田川の湧水地がそれだ。柿田川湧水公園でその清らかな湧水を見ることがで
2019.09.05
伊豆半島へ行ったことは数知れずあるが、最南端を訪れたことは一度もなかった。最南端を石廊崎(いろうざき)という。写真でよく見る燈台があり、その下に石室(いろう)神社が、その先に熊野神社がある。石室神社はその名のとおり、巨大な岩にすっぽりはまっている神社で、御祭神
2019.09.01
前回書いたように、私は娘が生まれた日から成長記録を文章で綴ってきたが、岸田劉生(1891―1929)は絵画で娘への愛情を表現した。自分と天才画家・岸田劉生を並べるのは傲岸不遜もはなはだしいが、拙著『父発、娘行き』を刊行した直後に始まった「岸田劉生展」(東京ステ
2019.08.27
今年は自著の刊行が続いている。1月の『葉っぱは見えるが根っこは見えない』、5月の『結果をだす男中田宏の思考と行動』に続き、『父発、娘行き』を刊行した。聞き書き、監修ものを含めると、18冊目の本となる。娘が生まれた日、なにものかに衝き動かされるようにして書いた文
2019.08.23
日本の桃源郷は?と訊かれれば上高地と答える。それほど、私にとって上高地は特别な地である。北アルプスに登るときは、必ず上高地から出発する。不遜にも、私にとって登山とはレジャーの要素を色濃く含んだものであり、生粋の登山家から見れば、鼻で笑うようなものであろう。テン
2019.08.19
前回、大きな美術館で開催される興行然とした美術展は疲れるばかりで行きたくないと書いたが、都内にも〝本物の〟美術館はいくつもある。美術館の本質は、人類の知的財産でもある芸術品を間近で鑑賞できること。それによって鑑賞者は日常の雑念を忘れ、心のリセットができる。時代
2019.08.15
自分の心の裡を怜悧に見つめれば、美術館が嫌な場所になり始めていることは明らかだった。10代の頃から美術館へ行くのが好きだったが、ここ十数年、行くたびに言い知れぬ徒労を感じている。鳴り物入りで開催される美術展は人の洪水である。人と人の間のわずかな隙間から作品の〝
2019.08.11
毎年恒例の夏山登山、今回は北アルプスの玄関口に位置する荒々しい山・焼岳に登った。その名のとおり、北アルプス唯一の活火山で、7合目から上の山肌は岩場に覆われている。シューシューと音をたててガスを噴き出しているところがいくつもあり、あたりには硫黄の臭いが漂っている

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