多樂スパイス
HOME > Chinoma > ブログ【多樂スパイス】

ADVERTISING

私たちについて
紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2018.09.24
知人が立ち上げた「一般社団法人日本美術工藝協会」の依頼で石川県加賀市の山中を訪れ、蒔絵師の松山武司さんに取材をした。漆器の製作は分業がなされている。全体の工程を把握するため、挽物を…
2018.09.20
これまで尾瀬にはあまり縁がなかった。行こうとしても、天気に恵まれない。昨年もそうだった。鳩待峠まで行ったが、雨天のため、やむなく断念した。しかし、今年はついに念願かなって尾瀬を歩く…
2018.09.16
東京都美術館で開催されている院展を見たあと、上野駅へ向かっている時だった。上野の森美術館の正面壁に、「世界を変えた書物」展と大きく掲示されている。磁力に引き寄せられるように近づくと…
2018.09.12
聞くところによると、日本で最も死者の多い山は谷川岳らしい。群馬県と新潟県と福島県の県境にある急峻な山で、標高は1977メートル。なぜそれほど死ぬのかといえば、一ノ倉沢から登るルート…
2018.09.08
昨年1月に刊行した『扉を開けろ』の主人公・小西忠禮さんの快進撃が止まらない。今夜、フジテレビの「27時間テレビ」に出演される。新渡戸稲造が愛したリッツというテーマのところで紹介され…
2018.09.03
灯台下暗し。上野公園内に東照宮があったことを失念していた。暑い日、ぶらぶらと公園内を歩いていた時、ふと気づいたのだ。リーフレットによると、1627年、藤堂高虎と天海僧正が家康を祀る…
2018.08.30
戦況が著しく悪くなっても本土決戦を遂行し、〝一億総玉砕〟も辞さないという精神錯乱状態に陥っていた旧日本軍の大本営。三宅坂では海岸から近いため敵の襲撃を防げないとの判断から内陸地に大…
2018.08.26
長野県松代町にある旧大本営地下壕へ行こうとしたら、思いがけず象山神社に寄ってしまったことは前回書いた。象山神社を出て、旧大本営地下壕へ向かって歩き始めるや、趣のある長屋門に出くわし…
2018.08.22
長野県松代町にある旧大本営地下壕へ行こうとしたら、思いがけず象山神社があった。そう、幕末に活躍した佐久間象山を祀る神社である。佐久間象山(ぞうざんと読む)は佐藤一斎の学統を汲み、江…
2018.08.18
山を下ってくる時、思いがけないものに出会った。右の播隆上人像である。播隆上人の名は新田次郎の『槍ヶ岳開山』で知った。強烈な残像がいまなお私の脳裏に刻まれている。播隆上人は、天明2(…

ADVERTISING

メンターとしての中国古典(電子書籍)

Recommend Contents

このページのトップへ