多樂スパイス
HOME > Chinoma > ブログ【多樂スパイス】 > 佐久間象山を祀る社

ADVERTISING

ココロバエ
ココロバエ

佐久間象山を祀る社

2018.08.22

 長野県松代町にある旧大本営地下壕へ行こうとしたら、思いがけず象山神社があった。そう、幕末に活躍した佐久間象山を祀る神社である。

 佐久間象山(ぞうざんと読む)は佐藤一斎の学統を汲み、江戸木挽町で塾を開講した。その塾では勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬、橋本左内など、多くの重要人物を輩出したが、吉田松陰密航事件に連座して投獄される。その後、9年間の蟄居を経て京都へ上り、将軍らに公武合体を説いている最中、攘夷派の刃に倒れた。その4年後、維新がなされ、日本は国を開くことになる。

 と書けば、象山がいかに開明の人であったかわかるだろう。

 

 鳥居の近くにある象山像が颯爽としている。馬を駆り、荒海を超えんとする象山の勇姿は、「知恵の神・学問の神」のイメージをはるかに超えて凛々しい。

 地元の人たちがこのような形で偉人を顕彰しているのも好ましい。こういうものに触れた人は、有形無形に触発されるにちがいない。

 

 折りにあえば散るもめでたし山桜

 賞ずるは花の盛りのみかは

 

※悩めるニンゲンたちに、名ネコ・うーにゃん先生が禅の手ほどきをする「うーにゃん先生流マインドフルネス」連載中。 第26話は「道具に振り回されない生き方」。

https://qiwacocoro.xsrv.jp/archives/category/%E9%80%A3%E8%BC%89/zengo

(180822 第836回 写真は佐久間象山像、下は象山神社の本殿)

 

ADVERTISING

田口佳史講座ライブ配信
田口佳史講座ライブ配信

Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

多樂塾

Topics

記事一覧へ
Recommend Contents
このページのトップへ