自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
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2020.07.07
この時代、学校の教師を務めるのはたいへんなことだと思う。とにかく生徒の親がうるさい。ちょっとしたことに口を出す。モンスターペアレンツという言葉では物足りないと思うほど常軌を逸した親…
2020.06.16
今回で1000回に達した。12年10ヶ月を費やして、この数字に至った。読者の皆様にこの場を借りてあらためてお礼を言います。本欄が始まった2007年は、『fooga』という月刊誌を発…
2020.06.04
はたして人間は進歩しているのか、とときどき思う。私の答えは、「進歩していない」、いや正しくは「進歩しているところもあるが、後退しているところもある」。科学の進歩は目覚ましい。まさに…
2020.05.30
ある著名な人の新刊の広告に、こういうコピーが添えられていた。「エピソードではなく、数字、ファクト、ロジックで教える」。どうすればうまく人に教えられるかというテーマの本らしい。著者は…