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箱根離宮に思いを馳せる

2020.10.24

 ひょんなところに、ひょんなものがある。

 箱根・芦ノ湖を望む恩賜箱根公園に湖畔展望館がある。じつはこれ、かつて箱根離宮と呼ばれていた建物だった。右横写真にあるように、当時は洋館と日本建築が隣り合っていた。しかし、関東大震災と昭和5年の北伊豆地震で倒壊してしまった。

 その後、長い年月をかけて洋館のみ再建され、湖畔展望館となって一般公開されている。資料展示コーナーには、伊藤博文など、当時この建築に関わった人たちの証文など貴重な資料がある。

 うかつだった。まったく知らなかった。今までに箱根は数え切れないほど訪れているのに、こんな建物があったなんてまったく知らなかった。

 反省も込め、箱根離宮だった当時に思いを馳せながら2階のバルコニーから芦ノ湖を眺める。

 絶景かな、絶景かな。残念ながら厚い雲に覆われ、富士山を一望することはできなかったが、晴天の日は絵に描いたような景色が堪能できるだろう。

 日本にはまだまだ訪れる価値のあるところがたくさんある。  

(201024 第1032回)

 

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髙久の著作

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https://www.umashi-bito.or.jp/column/

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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