自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
Topics
2022.02.07
前々から思っていたことだが、いよいよ極まった感がある。あれこれ思い浮かべてみても、欲しい物がないのだ。クルマを手放して数年。今ではまったく必要性を感じないから、欲しいクルマもない。…
2022.01.03
年々、年が明けるときの感覚が麻痺していく。いちおう大晦日には恒例のお礼参りをし、年越しそばを食べ、元日にはおせちを食べる。かといって、他はなにも変わらない。いつもの時間に起きて所定…
2021.12.27
人間はオモシロイ。なんとしてでも音楽を奏でたいという本能があるのだ。浜松駅前のアクトシティに、浜松市楽器博物館がある。その名のとおり楽器の博物館で、世界の楽器約1300点が展示され…
2021.12.13
先日、知り合いの彫刻家の個展を見たあと、ギャラリーの近くで面白い店を見つけた。場所は御茶ノ水。歴史を感じさせる店舗の入り口に、ジャズ喫茶という文字がある。え?いまどきジャズ喫茶?と…
2021.12.06
宇都宮に住んでいた頃は、あまり歩かなかった。自宅の玄関を出て数歩で車に乗り込み、会社に着いて数歩で玄関に入ることができた。地方在住者の多くがそうであるように、数百メートル先へ行くに…
























