音楽を食べて大きくなった
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紺碧の将

音楽を食べて大きくなった

クラシック、ロック、ジャズ、ワールドミュージック……。
「本と音楽を食べて大きくなった」と公言する著者の座食的音楽エッセイ。
文章から漂ってくる「音楽」をご堪能ください。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

file.030『華氏96°』サード・ワールド
ロシアの作曲家の次は、ジャマイカのレゲエ・バンド。本コラムは激しく旅をする。 タイトルの華氏96°は、このアルバムに収められた「1865」の冒頭に出てくる。「日陰でも華氏96°もあ…
file.029『ピアノ協奏曲第1番』P.チャイコフスキー
現在、最も演奏される機会の多いピアノ協奏曲と言っていいだろう。私がこの曲を好きになったきっかけは、ネスカフェ・ゴールドブレンドのコマーシャルであった。〝違いのわかる男〟岩城宏之氏が…
file.028『サムシン・エルス』キャノンボール・アダレイ
ジャズ史に残る名盤。このシンプルなジャケットを見ると、「枯葉(AutumnLeaves)」のメロディーが脳裏に浮かんでくる。メロディーを売り物にした作品が少ないジャズにあって、そこ…
file.027『ザ・ライジング』ブルース・スプリングスティーン
1枚聴き終えるまでに、何度胸が熱くなることだろう。それほどにハートのこもった作品だ。ブルース・スプリングスティーンと聞いて、アメリカ人の愛国心を煽るロック・シンガーだと勘違いしてい…
file.026『無伴奏ヴァイオリン曲集』J.S.バッハ
バッハの『平均律クラヴィーア曲集』で始まった本コラムは、25回を終えた。バッハを起点にし、25話を1クールとして構成するという試みで始まったが、今回で2クール目に入る。バッハの無伴…
file.025『ウクレレ・ドリーミング』サンディー
本コラム初登場の日本人は、サンディー(本名:鈴木あや。アメリカ人と日本人とのハーフ)。一部のファンを除き、あまり知られていないようだ。本コラムではダイアナ・クラールやリンダ・ロンシ…
file.024『ピアノ四重奏曲』シューマン
拙著『葉っぱは見えるが、根っこは見えない』で、自分の葬儀の際に流してほしい曲を10曲ほど挙げたが、その筆頭がこの曲だった(だからなに?と言われそうだが)。私が好きな室内楽は数多くあ…
file.023『ハットフル・オブ・ホロウ』ザ・スミス
ザ・スミスという感性豊かなロックグループのことを知ったのは、40年くらい前のこと。当時、「Debue」というLPレコード付きのマガジンを定期購読していた。サイズはLPレコードと同じ…
file.022『チェット・ベイカー・ウィズ・ストリングス』チェット・ベイカー
正確なタイトルは「CHETBEKERWITHFIFTYITALIANSTRINGS」。1959年に発売された。ニール・ヤングの声は1マイル離れていてもすぐに(彼の声だと)わかると言…
file.021『チェロ・ソナタ』F.プーランク
近代フランスの室内楽は、大好きなジャンルのひとつだ。ドビュッシー、フランク、ラヴェル、フォーレ、そして今回取り上げるプーランク……。みな、都会的で洗練されている。くどくどと説明的で…

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