多樂スパイス
HOME > Chinoma > ブログ【多樂スパイス】

ADVERTISING

紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2019.05.05
武田信玄の居城「躑躅ヶ崎の館」は、その名が示す通り、戦国大名の居城とは趣を異にする。周囲に堀はあるものの、高く張り巡らした石垣はなく、天守閣もない。まさに「館」である。この躑躅ヶ崎…
2019.05.02
前回書いた下部温泉郷の入り口に「湯の奥金山博物館」がある。甲州金の採掘に関する諸々が展示されている。砂金採り体験もできる。見ながら、なるほどと思ったことがいくつもある。経済力がなけ…
2019.04.29
信玄と聞いて、信玄餅を思い浮かべる人は多い。隠し湯もそうだろう。そこで、信玄の隠し湯として知られている、山梨県見延町下部の温泉郷へ行った。山深いところだ。下部川に沿って温泉宿が十数…
2019.04.26
豊かな米どころと日本海への突破口を確保する意味でも、武田信玄にとって北信濃攻略は悲願であった。それを迅速に進めるため、信玄は軍略道路の整備をした。八ヶ岳山麓をほぼまっすぐに走ってい…
2019.04.22
もっとも好きな戦国武将は?と問われれば、武田信玄と答える。信長、秀吉、家康の功績が飛び抜けて大きいことに異論はないが、人物として惹かれるのは信玄だ。歴史好きの友人と「信玄と謙信、ど…
2019.04.18
山梨県甲府市から北杜市にかけてのエリアは好きなところである。どこを見ても立派な、高い山が聳えている。甲斐駒ケ岳、北岳などの南アルプスや富士山、そして八ヶ岳が空の一部を遮るように鎮座…
2019.04.13
先月19日、新宿御苑の入園料が200円から一気に500円へ値上げされた(年間パスポートは2000円のまま)。にもかかわらず、入園者が増えている(と思う)。桜の季節ということもあって…
2019.04.09
ついに60代の大台に乗ってしまった。今年は大きな節目なのだろう。10年続けた『Japanist』の幕を閉じ、自分の60年の集大成として『葉っぱは見えるが根っこは見えない』を著し、2…
2019.04.05
無理もないことだが、いまだ心のなかにポッカリと穴が空いている。先日、三味線の都一中さんの講義を聞いているとき、一中さんが「う〜」と唄い始めるや、うーにゃんを思い出し、哀しくなった。…
2019.03.30
いずれ〝その日〟が来ると覚悟していたが、ついにわが家のうーにゃん(本名:海)が息を引き取った。桜が満開の日、虹の橋を渡って天国へ行った。あと数日で20歳を迎えるはずだったのに……。…

ADVERTISING

Recommend Contents
このページのトップへ