自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
Topics
2024.02.22
東京都美術館で開催された水石展を見てきた。水石とは山水景情石の総称である。「情」という文字が入っているように、物質としての石を超え、精神性に重きを置いた世界観である。石は自然のまま…
2024.01.09
それはそれは猛り狂った龍であった。なにゆえ元日にこれほど巨大な地震を?なにゆえ救援物資を届けようとする海保機と日航機が衝突するのか?わけがわからないうちに2024年の2日が過ぎた。…
2023.12.31
いよいよ2023年が幕を閉じ、新しい年を迎える。当たり前の話だが、2023年という年はもうこれっきり。泣いても笑っても戻ってくることはない。年末年始の雰囲気は年々薄れているが、気持…
2023.12.16
連日、キックバック(裏金)のニュースばかりでうんざりしているが、いつからこの国の政治家は矮小化が始まったのだろう。日本には長い歴史があり、それに伴って長い政治史がある。そのなかで双…