自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
Topics
2016.04.20
もうすぐ『Japanist』の29号が仕上がる。創刊以来、同じ仕様で発行し続けてきたが、今号よりページ数を減らすことになった。理由はお察しいただきたい。巻頭の対談は、ピアニストの熊…
2016.03.26
行ってみたいと思っていたバーがあった。GoodMusicBar「YOURSONG」。その名の通り、いい音楽を聴かせる店である。この場合の〝いい音楽〟とは、1960〜80年代のロック…
2016.03.22
東京はコンクリートジャングルだと言われているが、緑はかなり偏在していて、あるところにはたくさんある。しかも、手入れが行き届いているため、立派な木々がたくさんある。自宅のすぐ近くには…
2016.03.13
5年の歳月が過ぎた。あの日の記憶を風化させてはならないのはもちろんだが、徐々に薄らいでしまっているのも事実だろう。良くも悪くも、人間は忘れる生き物であり、特に日本人はもともと「水に…