死ぬまでに読むべき300冊の本
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死ぬまでに読むべき300冊の本

どんなに時代が変わろうとも、本が人類の知的財産であることに変わりはありません。
少年の時分より、本を師と仰ぐ髙久多美男がさまざまなジャンルから独断と偏見で選んだ300冊の本。
本選びの際の参考書として、活用してください。(テキスト/髙久多美男)

Topics

file.034『家族の肖像』内海隆一郎 新潮社
内海隆一郎といえば、独特の「ハートウォーミング」という文体で知られる。読むと心がほっこりする、温かい短編。日常のなにげない一コマを描きながら、人間が本来もっている善なるものに焦点を
file.033『ミッテランの帽子』アントワーヌ・ローラン 吉田洋之訳 新潮社
本を読む醍醐味をとことん堪能させてくれる作品だ。知識とか教養とか仕事のためになるとか生きる上でプラスになるとか、そんな一切合財を忘れ、ただただ読むことに充足感を覚える。センスのいい
file.032『日本を創った12人』堺屋太一 PHP文庫
日本人セレクションものはいくつもあるが、本書の特長は、タイトルにもあるように「日本を創った」、つまり現在に至るまで良くも悪くも日本人に多大な影響を与えている人物という視点で選んでい
file.031『青空』ジョルジュ・バタイユ 天沢退二郎訳 晶文社
爽やかなタイトルと裏腹に、バタイユの文章は独特の匂いを放っている。胃酸とアルコールが入り混じった臭い、屍が腐っていくときの臭い、堕落した生活の爛れた臭い、汚穢と泥の臭い、そして熟れ
file.030『流転の海(全9巻)』宮本輝 新潮社
読み終えて、魂を鷲づかみされるような、心が打ち震えるような深い感動に包まれた。長い長い小説だ。数々の名作を世に出した宮本輝が、足かけ37年を要して書き上げた。著者の父をモデルにした
file.029『「リベラル保守」宣言』中島岳志 新潮文庫
著者の中島岳志は、1975年生まれというから、まだ44歳。NHKの「100分de名著」、オルテガの『大衆の反逆』で初めて知った。4回にわたる番組の解説を聞きながら、その卓越したバラ
file.028『五重塔』幸田露伴 岩波文庫
幸田露伴の孫である青木玉の『小石川の家』を読むと、祖父・露伴は母・幸田文(露伴の娘)に対して、常軌を逸するほど厳しい躾をしていた。あれほど頑迷な父親を持って、幸田文もさぞかし苦労し
file.027『大衆の反逆』オルテガ・イ・ガセット 神吉敬三訳 ちくま学芸文庫
「権力者は民衆を抑圧する」という概念が定着して久しい。そういう時代が長く続いたことはたしかだし、独裁政権や共産主義政権は今でも民衆を蹂躙している。チベットやウイグル自治区の現状はそ
file.026『ペール・ゴリオ』オノレ・ド・バルザック 鹿島茂訳 藤原書店
満を持して真打ちの登場である。オノレ・ド・バルザック。この人ほどケタ外れのパワーを全開にして濃密な人生を生きた小説家はいまい。すべてに圧倒的だ。本書の解説で訳者の鹿島茂がこう書いて
file.025『教養のすすめ』岡崎久彦 青春出版社
福澤諭吉、西郷隆盛、勝海舟、陸奥宗光、安岡正篤ら壮絶に学び続けた5人を取り上げている。彼らは全身全霊をこめて、勉強にいそしんだ。彼らを衝く動かしたものは、自らの双肩に日本の将来がか

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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