死ぬまでに読むべき300冊の本
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紺碧の将

死ぬまでに読むべき300冊の本

どんなに時代が変わろうとも、本が人類の知的財産であることに変わりはありません。
少年の時分より、本を師と仰ぐ髙久 多樂がさまざまなジャンルから独断と偏見で選んだ300冊の本。
本選びの際の参考書として、活用してください。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

file.098『弓と禅』オイゲン・ヘリゲル 稲富栄次郎・上田武訳 福村出版
禅のとらえ方には2種類ある(と思う)。ひとつは仏教としての禅宗、もうひとつは思想としての禅(ZEN)。もちろん、両者は明確に分類できるものではないが、そういう分け方をしてもあながち…
file.097『狭き門』アンドレ・ジッド 中条省平・中条志穂訳 光文社文庫
フランスのノーベル文学賞受賞者アンドレ・ジッドは1869年に生まれ、1951年まで生きた人だから、「古典作家」の範疇には入らない。しかし、ジッドに付随するイメージは、長い時間にも摩…
file.096『身近な雑草の愉快な生きかた』稲垣栄洋 ちくま文庫
すぐれた人物の伝記は、面白いだけではなく、人生の示唆に富んでいる。いつの時代にも通用する普遍性を備えているから伝記たりえる。同じように、稲垣栄洋氏が記した本書も人生のヒント満載だ。…
file.095『陸王』池井戸潤 集英社文庫
エンターテイメント小説と呼ばれる分野で、もっとも贔屓にしている作家のひとりが、池井戸潤だ。『下町ロケット』以来、彼のストーリーテリングと社会を見る視点にはとても共感をおぼえている。…
file.094『日本人の脳』角田忠信 大修館書店
20代のはじめ頃、イングリッシュ・フェローとして日本に来ていたアメリカ人と親しく交友していた。しばしば彼と、日本人と西洋人は自然の音を感受する能力が根本的にちがうという話題になった…
file.093『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 池澤夏樹訳 集英社文庫
この本のタイトルを聞いたことがないという人はいないだろう。それほど人口に膾炙する書物である。本書は、第二次世界大戦中の1943年、著者が亡命していたニューヨークで出版された。フラン…
file.092『天才たちの日課』メイソン・カリー著 金原瑞人・石田文子訳 フィルム・アート社
小説家、詩人、作曲家、哲学者、研究者、映画監督などクリエイティブな活動で名を残した161人の生活習慣(日常の生活リズム)を紹介したもの。「クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティ…
file.091『槍ヶ岳開山』新田次郎 文春文庫
新穂高から西穂高岳へ登るコースの途中に、播隆(ばんりゅう)上人の石像がある。目にしたとたん、『槍ヶ岳開山』を読んだときの感懐がよみがえった。日常のふとしたことで読書の記憶が意識の表…
file.090『貨幣進化論』岩村充 新潮選書
お金ってなんだろう?多くの人がそう思っているにちがいない。およそ、人が生まれて死ぬまでの間、ずっとお金に翻弄されている。時にはそれが原因で命を落とすこともある。だからこそ、お金の本…
file.089『月と六ペンス』サマセット・モーム 金原瑞人訳 新潮文庫
20年ほど前、なにを思ったのか、『月と六ペンス』の全文を書き写してみたくなった。とくだんの理由はない。とくに文章がいいと思ったわけではないし、それによってなにかを学ぼうと思ったわけ…

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