多樂スパイス
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多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

Topics

2019.12.30
予期していたことだが、2019年は終わりと始まりの結節点となった。50歳の誕生日直後、産声をあげた『Japanist』は今年1月、ちょうど10年間の発行をもって終刊とした。年に4回
2019.12.26
1年中、酒をまったく飲まない日はない。以前は休肝日を設けていたが、「食べない健康法」で知られる石原結實氏から、酒が好きなら適量を毎晩飲んでも問題なしとお墨付きをもらい、以来7年くら
2019.12.22
今年の9月、『新古今和歌集』を読み始めたことを小欄に書いた。併せてガイドブックという位置づけで丸谷才一の『後鳥羽院』(ちくま学芸文庫)を読んでいる。旧仮名遣いのため読みづらく、一日
2019.12.18
最近とみに「がん予防切除」という言葉を聞くようになった。遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)をもつ女性の乳房や卵巣を切除することで発がんのリスクを減らそうというもので、2013年
2019.12.14
前回、古い建物のことを書いたから、今回は新しい建築物の話を。来年開催される東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場が完成した。建築家はご存知、隈研吾氏。地上5階
2019.12.10
川崎市多摩区に、25軒の日本の古民家を一堂に集めた「日本民家園」という野外博物館がある。いずれも国・県・市の文化財産指定を受け、8軒は国の重要文化財指定を受けている。起伏のある広大
2019.12.06
データが出そろってようやく気づくというのは、体の不調のことと同じだ。経済協力開発機構(OECD)が2018年度に実施したPISA(国際学習到達度調査―日本は無作為抽出した全国183
2019.12.02
戦後、わが国の経済復興を支えたのは加工貿易立国という国策だった。安全保障をアメリカに依存し、1ドル360円という特別のハンディをもらい、ひたすら加工貿易に邁進してきた。あの当時、日
2019.11.28
今年の夏、十数年ぶりに知人と酒を飲む機会があった。その人(仮にSさんとしておこう)はこう語った。「今年はマーラーの8番を生で聴けてよかった。マーラーの8番を生で聴いたのは2回目です
2019.11.24
2007年4月にやってきたスパイダー、アルファロメオのオープン2シーターは、12年半以上、私の脚となって軽快に動いてくれた。イタリア車は壊れるという定説を覆し、ほとんど故障らしい故

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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