多樂スパイス
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Introduction

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。(テキスト/高久 多美男)

BLOG TarakuSpice Topics

2019.11.12
前回、事務所まで歩いた話を書いたが、ちがうコースを歩いたらどうかと好奇心が湧き、さっそく実行した。まず新宿御苑の千駄ヶ谷門をくぐる。今年から入園料が500円に上がったが、年間パスポートは2000円のまま。日々、庭がわりに使って年間2000円は安すぎる。申し訳な
2019.11.08
還暦というのはやはりダテではないようだ。いろいろな物事がめまぐるしく変化している。自然にそういう流れに向かっているのだろう。私はもろもろの状況を鑑み、「生活の軽妙化」というコンセプトを打ち出した。軽量=ダウンサイジングだけではなく、生活に妙味を加えること。自然
2019.11.04
なんということだろう。言葉もない。一夜にして首里城が焼けてしまった。一昨年の11月、レンタカーで沖縄本島を一周し、最後に訪れたのが首里城だった。眼下に那覇の市街地を見下ろし、威風があった。いにしえの時代から、城は〝国見〟の役割を果たすところでもある。時には過酷
2019.10.31
有楽町の国際フォーラム広場で開催されている「大江戸骨董市」に足を運んだ。骨董市に行ったのは初めて。いや正確にいえば、かなり前パリのクリニャンクールに行ったことがある。小道具、古美術、古雑貨、古本など、古いものが所狭しと並んでいる。玉石混交、目が回るようだ。ガラ
2019.10.27
東京にはほぼなんでもある。本物とまがいもの、美しいものと汚いもの。すべてにわたって多種多様で、ちょっとくらい個性的でも埋もれてしまうほど巨大な坩堝(るつぼ)だ。食べ物もなんでもある。選び放題。しかし、腑に落ちないものがある。ラーメンだ。私はとくだんラーメンが大
2019.10.23
物心ついてからずっと新聞を読んできたが、いよいよ今月末をもって購読をやめることにした。理由は、読むところが少ないから。政治思想的に極端な新聞は嫌だから、ずっと読売新聞だった。もちろん、読売の立ち位置も偏っているところはある。そもそもナベツネさんの色が強いし……
2019.10.19
「老子」の暗唱・暗記がひとまず終了したあと、なにに挑むか。「老子」の後半にさしかかった頃、あれこれと思い巡らしていた。じつは、それが至福の時なのである。書棚を見回しては、手をつけていなかった書物を開く。数多く手にしたのが、『万葉集』であった。平成から令和に代わ
2019.10.15
昨年7月頃、なにげなく始まった「老子」の暗唱・暗記が、9月29日、ひとまず終了した。「ひとまず」と書いたのは、一度覚えたはずなのに忘れているところもあるからだ。しかし、一度記憶したものはすぐに思い出せるし、脳や体のどこかに浸透しているはずだ。なにより、文面を見

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