多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2019.08.11
毎年恒例の夏山登山、今回は北アルプスの玄関口に位置する荒々しい山・焼岳に登った。その名のとおり、北アルプス唯一の活火山で、7合目から上の山肌は岩場に覆われている。シューシューと音を…
2019.08.07
水がつくる音は、人間の心に深く作用する。たとえばせせらぎの音。イライラしている人でさえ、あの音を間近で聞いていたら心が和むにちがいない。たとえば間断なく流れ落ちて水煙をあげながら、…
2019.08.03
アーケード商店街は、ちょっとした人口を抱えた都市なら、どこにでもある。雨の日も傘をささずに歩くことができ、地元の名店や老舗が集まっていて、街でいちばんの繁華街になっていた。「なって…
2019.07.30
岡山県奈義町の那岐山麓、森閑とした山深く、菩提寺という古刹がある。6月のある日、人っ子一人いないこの寺を目指して行ったのには理由がある。大イチョウに会うためだ。広い駐車場から境内を…
2019.07.26
フーガブックスより2冊の本を刊行した。ひとつは浜城勉著『加那』、もうひとつは藤原万耶著『マーヤの短いラプソディ』。前者は弊社初の小説、初の文庫サイズである。後者は『fooga』や『…
2019.07.22
日本の植物に魅了されて来日し、以来、日本に自生する植物を使って庭をつくり続けている男がいる。イギリスはバークシャー州出身のポール・スミザーさんである。5年ほど前、たまたまNHKの「…
2019.07.19
21日の投票日に向けて、選挙戦たけなわである。皆、必死なのはわかるが、どうも腑に落ちない。ますますポピュリズムの罠にはまっている気がしてならない。「全国一律最低時給1500円」「消…
2019.07.18
鳥取といえば砂丘。枕詞のように、即座につながる言葉である。まあ、鳥取に来たからには一度は砂丘を拝まねばなるまいと、なかば義務感に駆られて行った。鳥取県知事が言うように、たしかに砂場…
2019.07.14
ずっと気になっていたところがあった。「日本一危険な国宝」と言われる投入堂(なげいれどう)である。鳥取県三朝町の三佛寺の断崖に建てられたお堂で、毎年5人くらい、滑落して死んでいるとい…
2019.07.10
日本人の多くは、神が棲む社といえば伊勢神宮と出雲大社を思い浮かべるだろう。伊勢神宮は、広大な森に包まれ、森閑としている。そこに身を置くだけでただならぬ気配を感じる。うかつにオヤジギ…

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