真夏の丸亀城と岡山城
2026.08.11
取材で香川県を訪れた機に、岡山城と丸亀城へ行った。
なんでこんなに暑い時期に? と思う人もいるだろうが、実際暑かった。特に丸亀城はほぼ登山に近いような勾配の坂を登らなければならない。石垣はつとに有名だが、大きな樹木がほとんどないため、直射日光をまともに受ける。ちいさな天守閣のある頂上に着いたときは汗まみれだった。
しかし、日陰に入りさえすれば、風が心地良い。風に頬を撫でられながら、しばしうっとりしていた。
岡山城は日本三名園のひとつ、後楽園とつながっている。こちらは広島に住む友人と散策をした。日頃親しんでいる新宿御苑や明治神宮、皇居東御苑のように大きな樹が
ないため、やはり直射日光受け放題だった。川沿いに天守閣を望んだのは、対岸の茶屋でかき氷を食べながらであったが、その旨かったこと! 冷たい氷が五臓六腑に沁みわたった。
快適ばかりがいいわけではない。記憶に残るのは、むしろ不快さのなかでの体験である。
初めて瀬戸内海を電車で渡る

(260811 第1331回)
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