日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
HOME > ちからのある言葉【格言集・名言集】

Introduction

いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。それぞれの時代を懸命に生き、
一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。
“心の栄養”として、活用してください。(テキスト/神谷 真理子)

Maxim Topics

本当の音楽をしていれば、絶対に報われないことはない。
小澤 征爾
小澤征爾は、世界でもっとも成功したと言える日本人指揮者。彼には有名なエピソードが多くあるが、上の一文は彼の信念を的確に表しているように思う。特に「本当の」という冒頭の言葉が重く感じられる。どのような分野であれ、打ち込んでいるものが「本当」であれば必ず活路は開けるのだろう。若きころから世界を相手に戦っ
 
健全なる身体に宿れる健全なる精神
ユヴェナリス
小学校の教室に標語として掲げられていたこの言葉が「健全な体にこそ健全な精神が宿る」というような優生思想的な意味では決してないことを知ったのは、つい最近のことだった。表題ではあえて「宿れる」としてあるが、この格言の原典であるユヴェナリスの詩には、身体と精神を関連付ける「宿れる」という言葉は存在しない。
 
欲で目が見えなくなる人があり、欲で目を開かれる人がある。
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー
現代のさまざまな問題点を、「人間の我欲によるもの」とする論調が多いが、「欲」も多種多様であることを忘れてはいけない。ロシュフコーはマキャヴェリストの急先鋒。人間の心の影の部分を見つめ、的確な言葉にしている。その中には真理をついた言葉が少なくない。(120515第37回)
 
与論は常に私刑である。私刑は常に娯楽である。
芥川龍之介
芥川の言葉は、辛辣だが真理を言い当てている。与論(世論)とは私論の集積である。だからこそ、それはときに「民意」という名で社会を動かす力となる。だがそれゆえに、作用する方向が歪めば、実に低劣でおぞましい私刑(リンチ)を生み出すことになる。リンチはときに、憤懣やるかたない大衆の娯楽として機能する。ネット
 
自然に人情は露ほども無い。之に抗するものは容赦なく蹴飛ばされる。之に順うものは恩恵に浴する。
長岡半太郎
震災で私たちが考えなおしたことは無数にある。なかでも自然と人間との関係について、相当の後悔を抱きつつ、私たちが歩んできた自然との共生のあり方を問い直す動きが全国に生まれ、今も続いている。長岡のいうとおり、自然は人間の存在など頓着はしない。それは見方を変えれば、人間もまた自然の一部ということだろう。抗
 
太陽が輝くかぎり、希望も輝く
シラー
シラーはドイツの思想家、劇作家、詩人で……などと説明するよりも、ベートーベン「第九」の「歓喜の歌」を書いた人、というほうが私たち日本人にはなじみやすいかもしれない。パンドラが好奇心に誘われるまま開けた箱からは、あらゆる悪しきものが飛び出してきた。病気、貧困、怨恨…。驚いたパンドラは箱を急いで閉めた。
 
Recommend Contents
このページのトップへ