日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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Introduction

いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。それぞれの時代を懸命に生き、
一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。
“心の栄養”として、活用してください。(テキスト/神谷 真理子)

Maxim Topics

真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。
田中 正造
日本最初の公害と言われているのが、明治時代に起きた「足尾鉱毒事件」である。日光市の足尾銅山で行う採掘作業に伴って、周辺の山や川が荒れ、鉱毒を含んだ水に魚は死に、川が氾濫すれば農作物が全滅するという被害が多発する。これに対する抗議運動を展開したのが、下流にあたる佐野市出身の代議士・田中正造。国策である
 
知新の用を離れて古書を読むのは、要はおぼつかなし。温故の為に温故して、其の古びにかぶれ、想も文教もかびくさくなりゆく。気の毒なり。
坪内逍遙
坪内逍遙のこの言葉を目にしたとき、その意図することは十二分に理解しながらも、やはり苦笑せざるをえなかった。なにせ筆者も「温故の為に温故して、其の古びにかぶれ・・・」と坪内の揶揄する読書に耽っていた時期があったからである(いまも怪しいのであるが)。もっとも「知新」のために読書をしなければならないという
 
人は、責任のとれないことばかり大声で叫ぶ
小林秀雄
小林秀雄の才覚が発揮されたのは紙の上ばかりではなかった。その講演はいずれも名演ぞろい。講演をまとめたCDが何枚か市販されているが、それらをまとめて聴くと、下手な大学に通うよりよほど多くの知恵と示唆を得られる。しゃべりは決して達者でないが、朴訥としたトーンの中に妙な力がある。この言葉もまたその講演集の
 
生まれたときの、子どもの頃の、初めて知ったあの感動を取り戻したい。この望みをかなえるまで、気を抜かず、わくわくしながら最後の旅を終えたい。
堀文子
「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとし、自然の中に身を置き、孤独と向き合いながら絵を描き続ける94歳の画家・堀文子の言葉。 修行僧のように自分に厳しく、それでいて誰よりも純度の高い幸福を味わっている。 死生観といい、命のとらえかたといい、自身の人生から得た哲学は、あとに続く者への道しるべにも
 
本当の音楽をしていれば、絶対に報われないことはない。
小澤 征爾
小澤征爾は、世界でもっとも成功したと言える日本人指揮者。彼には有名なエピソードが多くあるが、上の一文は彼の信念を的確に表しているように思う。特に「本当の」という冒頭の言葉が重く感じられる。どのような分野であれ、打ち込んでいるものが「本当」であれば必ず活路は開けるのだろう。若きころから世界を相手に戦っ
 
健全なる身体に宿れる健全なる精神
ユヴェナリス
小学校の教室に標語として掲げられていたこの言葉が「健全な体にこそ健全な精神が宿る」というような優生思想的な意味では決してないことを知ったのは、つい最近のことだった。表題ではあえて「宿れる」としてあるが、この格言の原典であるユヴェナリスの詩には、身体と精神を関連付ける「宿れる」という言葉は存在しない。
 
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