Chinoma
HOME > 2022年の記事

ADVERTISING

紺碧の将

2022年の記事

2022.05.31
2009年、本書を読んだあと、木村秋則さんにどうしても会いたくて、弘前まで行った(この本にはそういった衝動を起こさせる力がある)。木村さんと交誼のある、ある人から住所だけ聞いていた…
2022.05.30
オーストリアの詩人、リルケの言葉だ。生野幸吉訳の『リルケ詩集』で見つけた。目次の後のページを開くと、「序詞」のこの冒頭が目に飛び込んでくる。ここでもうノックアウト。リルケの世界に引…
2022.05.30
前回は庶民的な大阪について書いたが、今回は〝知的な〟大阪を。今年2月開館したばかりの大阪中之島美術館と、今年4月にリニューアルオープンした藤田美術館へ行った。前者は名前の通り、堂島…
2022.05.29
自分なんかなんお価値もない。多かれ少なかれ、誰もが一度はそう思うはず。この映画の主人公・ジョージも会社経営がうまくいかず、自信を喪失していた。そこに天使と名乗るクラレンスが、「ジョ…
2022.05.25
キース・ジャレットは、知名度が高い割に、その評価は分かれるようだ。かなりのジャズ・ファンだと思える村上春樹は、キース・ジャレットとラーメンは好きじゃないと書いている。おそらく、ジャ…
2022.05.23
2014年のアメリカ映画『ボーイ・ソプラノただひとつの歌声』で、とくに印象に残った言葉だ。ダスティン・ホフマン演じる少年合唱団の厳格な指導者、ギャレットのセリフである。天性の美声を…
2022.05.23
これまであまり馴染みのなかった大阪へ行った。梅田界隈から天満橋、中之島あたりにかけ、けっこう歩いたが、やはり大阪は庶民の街、大衆性こそが〝売り〟だと思った。一部におシャレなエリアも…
2022.05.20
鈍色(にびいろ)の世界が延々続くかと思うと、最後になって彼方に微かな光がほの見えてくる。ジワーッと心の奥底に響く物語である。筆者が初めてこの作品を読んだのは、14歳の頃。それから5…
2022.05.16
随筆家の若松英輔氏の著書『言葉の贈り物』に、この言葉があった。といっても、彼の言葉ではない。彼が知人からもらった言葉だ。本好きな父親が、読める本だけじゃなく読めもしない本を大量に書…
2022.05.16
1960年代から70年にかけて、東京新宿を中心に「うたごえ喫茶」が賑やかであったのをご存じの方は今や人生の達人の域にある。うたごえ喫茶とは、お客さんがリクエストした歌をピアノやアコ…

ADVERTISING

Recommend Contents
このページのトップへ