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紺碧の将

2022年の記事

2022.06.17
治国の臣、功を効(いた)して以て位を履(ふ)み、能を官に見(あら)はして以て職を受け、力を権衡(けんこう)に尽くして以て事に任ず。これは中国戦国時代の法家である韓非(紀元前280年…
2022.06.15
4オクターブもの声域(最高音はF6=hihiF)を持ち、空を飛んだり際どい衣装などで視覚的にも楽しませてくれるサラ・ブライトマンは、ひとつの様式をつくりあげた。「クラシカル・クロス…
2022.06.13
文豪、川端康成は美しいものに貪欲だった。とりわけ自然美や美術品への想いは相当だったようだ。川端の近辺には死があふれていたからだろう。続けざまに家族を失った幼少期から、戦前、戦中、戦…
2022.06.13
先日、久しぶりにある人と再会し、こう尋ねられた。「いま、髙久さんが注目している人は?」答えに窮してしまった。すぐに答えたくて高速で脳を回転させるが、いっこうに浮かんでこない。結局、…
2022.06.12
本欄でたびたび紹介している米国のカントリー・シンガー、ドリー・パートンの言葉。彼女は一見コケティッシュで、知性が高いようには見えないが(失礼)、よく考えられ、ていねいに選り抜かれた…
2022.06.10
700ページを超える大著だが(文庫版は上下巻)、最後まで飽きさせない。読み始め、遠藤周作のクセのない(個性のない?)文体に物足りなさを感じたが、流れにのるにつれ、文体と物語の親和性…
2022.06.09
インテリアを構築していく中で、額装(絵、写真、版画など)、時計、鏡などのアイテムはとても大切な要素である。取り分け無表情な壁、壁面にどういった魔法をかけるか、それは思案のしどころで…
2022.06.06
表千家・堀内家長生庵前主、堀内宗心宗匠の言葉である。宗匠が教える茶道の指南書シリーズ本『お茶のおけいこ』の中の一冊、『おのれを磨く日々のけいこ』に記してあった。禅僧の泉田玉堂老僧と…
2022.06.06
『Japanist』第4号でご紹介した画家・松井守男さんが亡くなったことを新聞の訃報欄で知った。こちらから取材依頼をしたのではなく、先方から「取材してほしい」と連絡がきて取材したと…
2022.06.05
1986年に発表されたこのアルバムを聴くと、給与生活をやめ、自分の旗を揚げる直前のザワザワした心持ちが蘇ってくる。ピーター・ガブリエルは〝ヘンな〟人である。プログレッシブ・ロック・…

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