死ぬまでに読むべき300冊の本
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紺碧の将

死ぬまでに読むべき300冊の本

どんなに時代が変わろうとも、本が人類の知的財産であることに変わりはありません。
少年の時分より、本を師と仰ぐ髙久 多樂がさまざまなジャンルから独断と偏見で選んだ300冊の本。
本選びの際の参考書として、活用してください。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

file.020 『失敗の本質』戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎共著 中公文庫
かなり前から読まなければならない本と意識しながら、遠ざけていた。この本を読み通すのはつらいと多くの人が書いていたからだ。しかし今回、意を決して読んだ。まさしくそのとおりだった。まる…
file.019『留魂録』吉田松陰 古川薫訳注 講談社学術文庫
死の前日、獄中で書き上げられた吉田松陰の遺書に、普遍の真理が書かれている。安政6(1859)年10月26日、吉田松陰は処刑される前日、獄中で松下村塾の塾生にあてて書いた遺書であり、…
file.018『ソフィーの選択』ウィリアム・スタイロン 大浦暁生訳 新潮社
ピンク・フロイドという70年代に活躍した英国のロックバンドに『狂気』という作品がある。原題は「TheDarkSideOfTheMoon」、月の裏側という意味だ。もちろん暗喩である。…
file.017『経営論語 渋沢流・仕事と生き方』渋沢栄一 由井常彦監修 ダイヤモンド社
渋沢栄一といえば「日本資本主義の父」と崇められる存在。明治6年、第一国立銀行を設立したのをはじめ、500を超える会社の設立や経営に参画した。その範囲は、銀行、海運、紡績、製紙、製糖…
file.016 『吉原御免状』隆慶一郎 新潮文庫
これほど大胆で壮大、しかも緻密な時代小説があったのか!この作品を読みながら、何度も唸らせられた。隆慶一郎が61歳のときに発表したデビュー作『吉原御免状』のシーンの数々は映像のように…
file.015『痴人の愛』谷崎潤一郎 新潮文庫
冒頭から不穏な空気をはらんでいる。「私はこれから、あまり世間に類例がないだろうと思われる私達夫婦の間柄に就いて、出来るだけ正直に、ざっくばらんに、有りのままの事実を書いて見ようと思…
file.014『三銃士』アレクサンドル・デュマ 生島遼一訳 岩波文庫
アレクサンドル・デュマ、本コラムでは早くも2作目の登場。子供の頃、胸をワクワクさせながら読んだ『三銃士』。簡略版ではなく完全版はどういう内容だろうと興味が湧き、手にとった。岩波文庫…
file.013 『樹木たちの知られざる生活』ペーター・ヴォールレーベン 早川書房
植物の意外な能力について書かれた本が好きでたくさん読んでいるが、そのなかでも本書はめっぽう面白い。著者のペーター・ヴォールレーベンは1964年、ドイツのボン生まれ。大学を卒業後、行…
file.012 『退歩を学べ』森政弘 アーユスの森新書
本書は「読書のすすめ」という書店の名物店主・清水克衛氏から薦めれて購入したが、しばらく未読の書棚に入ったままだった。「退歩」という言葉にネガティブな印象を抱いていたからだ。しかし、…

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