自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
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2012.03.29
枯れゆく植物に思いを馳せ金属で創作を続けるモリソン小林氏、枯れてしまった雑草の次は、廃墟の画家である。ユベール・ロベール。こうも続くと、よっぽど高久ってヤツは枯れたもの、壊れたもの…
2012.03.17
先日、モリソン小林氏を取材した。モリソンとは、ジム・モリソンの「モリソン」である。ジム・モリソンの名を自分の名前に冠してしまう勇者はどんな面構えをしているのか、興味津々であった。さ…
2012.03.13
インドのムンバイ近海のエレファンタ島に広大な石窟寺院がある。その島はシヴァ神信仰の中心地であり、列柱ホールの最深部にある3体のシヴァ神は高さ6メートル弱ほどもある。4世紀から6世紀…
2012.03.09
先日、取材のため、大田区にある北嶋絞製作所を訪れた。絞りといっても、「絞り染め」の絞りではなく、金属の絞りである。「へら」という道具を使って、金属の板を湾曲させていくのだ。小さいも…
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