多樂スパイス
HOME > Chinoma > ブログ【多樂スパイス】 > 文字に込めた魂=御朱印

文字に込めた魂=御朱印

2010.02.10

 ここ数年、神社やお寺に行くと、御朱印帖に記帳してもらっている。

 はじめに興味を抱いたのは、京都の竜安寺であった。次々と差し出される御朱印帖に無駄な動きなく流麗な字を記していく姿を見て、思わず御朱印帖を買い求めてしまった。その時、許可を得たうえで撮影したのが右の写真。

 御朱印は、その都度係の人が毛筆で書いてくれる場合が大半だが、スタンプをペタっと押して日付を書き入れるだけということもある。いずれにしても、寺社を訪ねた証として御朱印を求めることになったのである。

 少し前の小欄でも書いたが、私はあまり形式張った縁起かつぎはしない。季節の行事を大切にしていないところはいけないことだと思っているが、その反面、いつも「見えないものの力」を感じようとしているし、実際に感じてもいるということでバランスをとっているつもりである。

 そういう男にとって、御朱印は霊験あらたかな感じがする。その文字から、何か得体の知れないパワーをもらえそうな気になるから不思議である。

 今までにいただいた御朱印でベスト3は竜安寺、東寺、圓教寺。反対に、伊勢神宮や出雲大社はスタンプで味気なかった。やっぱり直筆の字じゃないとね。

 

 文字に込めた魂=言霊、をもっとも好み、影響を受けるのは日本人なのではないかと思っている。

(100210 第149)

 

 

 

 

 

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

多樂塾

SPONSORED LINK

ココロバエ

Topics

記事一覧へ
Recommend Contents
このページのトップへ