ガラスビーズとの出会いから45年。
ビーズを使ってオリジナルの世界を展開する、木曽康子の精緻なビーズワールド。
季節を彩る作品と共にご堪能あれ。(テキスト/木曽康子)
Topics
2022.11.18
4年ぶりの個展(正確には2人展である)が1か月後に迫っていて、私の緊張ぶりは尋常ではなかった。GalleryからExcel形式の作品リストが送られてきて、入力の上開催日10日前迄に…
2022.10.14
久しぶりの個展であるが、開催日がひと月を切り私にもやる気が湧いてきた。この時期一番大切なのは、やる気と営業活動である。創作は概ね完了という態勢がベストではあるが、まだまだ作りたいも…
2022.09.07
アメリカの作家レイモンド・カーヴァ―の作品の中に『大聖堂』という短篇小説がある。多くの短篇はどれも優れた佳作揃いである。ちょっと不仲な夫婦の何気ない日常、その中に差す一条の淡い光、…
2022.08.10
今年の夏も暑さとコロナで我慢を強いられそうな気配である。でも私にはビーズさえあればたとえ火の中水の中……とは少々オーバーだけれど、ビーズワークは確実に私の避難場所となっている。しか…
2022.07.11
7月のある金曜日の昼下がり、外は猛暑だけど、家の中はエアコンが適度に効いていて快適である。静かだし、ビーズワークに没頭できる誰にも邪魔されない私の大切な時間だ。そこへ突然の電話音に…
2022.05.16
1960年代から70年にかけて、東京新宿を中心に「うたごえ喫茶」が賑やかであったのをご存じの方は今や人生の達人の域にある。うたごえ喫茶とは、お客さんがリクエストした歌をピアノやアコ…
2022.03.15
中学生の頃であったか、世界史の授業で「キエフ」「ハリコフ」という地名が出てきて、どうしてか今でもキエフと言えば対でハリコフが出てくるのである。そんなに勉強熱心であったわけではないの…
2022.02.18
2月は色も無く静かな季節、でもその冷たい空気の中に、私はわずかに春の匂いを感じ取っている。待つことの希望に溢れた2月である。いつの間にか私の選ぶビーズの色も、ピンク、黄色、白、うす…
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