多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2019.08.27
今年は自著の刊行が続いている。1月の『葉っぱは見えるが根っこは見えない』、5月の『結果をだす男中田宏の思考と行動』に続き、『父発、娘行き』を刊行した。聞き書き、監修ものを含めると、…
2019.08.23
日本の桃源郷は?と訊かれれば上高地と答える。それほど、私にとって上高地は特别な地である。北アルプスに登るときは、必ず上高地から出発する。不遜にも、私にとって登山とはレジャーの要素を…
2019.08.19
前回、大きな美術館で開催される興行然とした美術展は疲れるばかりで行きたくないと書いたが、都内にも〝本物の〟美術館はいくつもある。美術館の本質は、人類の知的財産でもある芸術品を間近で…
2019.08.15
自分の心の裡を怜悧に見つめれば、美術館が嫌な場所になり始めていることは明らかだった。10代の頃から美術館へ行くのが好きだったが、ここ十数年、行くたびに言い知れぬ徒労を感じている。鳴…
2019.08.11
毎年恒例の夏山登山、今回は北アルプスの玄関口に位置する荒々しい山・焼岳に登った。その名のとおり、北アルプス唯一の活火山で、7合目から上の山肌は岩場に覆われている。シューシューと音を…
2019.08.07
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2019.08.03
アーケード商店街は、ちょっとした人口を抱えた都市なら、どこにでもある。雨の日も傘をささずに歩くことができ、地元の名店や老舗が集まっていて、街でいちばんの繁華街になっていた。「なって…
2019.07.30
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2019.07.26
フーガブックスより2冊の本を刊行した。ひとつは浜城勉著『加那』、もうひとつは藤原万耶著『マーヤの短いラプソディ』。前者は弊社初の小説、初の文庫サイズである。後者は『fooga』や『…
2019.07.22
日本の植物に魅了されて来日し、以来、日本に自生する植物を使って庭をつくり続けている男がいる。イギリスはバークシャー州出身のポール・スミザーさんである。5年ほど前、たまたまNHKの「…

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