海の向こうのイケてる言葉
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ココロバエ
美し人

Some people feel the rain. Others just get wet.

ボブ・マーリィ

 ――雨を感じられる人もいるし、ただ濡れているだけの人もいる。

 ものごとをどう見るかで、日々の心持ちが変わってくる。

 要は、自分ではどうにもならない物事に対して、どういう側面を見るか、ではないだろうか。

 十数年前、ある新聞に子供のつぶやきが載っていた。

 ――そうか、傘って雨の音を聞く装置だったんだ。

 

 傘といえば、雨をよけるための道具だとわれわれ大人は思い込んでいるが、子供の感性には別の道具(装置)と感じられたのだ。

 たしかに傘をさしていると雨音が聞こえる。ちょっとした雨脚の強弱で音が変わる。それは、その子供にとって驚きの装置以外のなにものでもなかったのだろう。

 ボブ・マーリィはそういうことを言いたかったのだ。ものごとを多面的に見なさいと。それが心の自由自在というもの。

 子供を手本にし、子供の感性を取り戻そう。

(第24回 201013)

 

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髙久の著作

●『葉っぱは見えるが根っこは見えない』

 

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今回は、「虫時雨」を紹介。時の雨と書いて「しぐれ」。降ったり止んだり、時のまにまに降る雨のことを言いますが、日本人の耳にはどうやら、しきりに鳴く虫の声も雨の音に聞こえるようです。続きは……。

https://www.umashi-bito.or.jp/column/

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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