海の向こうのイケてる言葉
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ココロバエ
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Kites rise highest against the wind, not with it.

ウィンストン・チャーチル

 太平洋戦争時の英国の首相。

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』という映画を見たことがあるが、庶民的でありながら遠大な思想を併せ持つ、厚みのある人間として描かれていた。

「凧が一番高く上がるのは風に向かっている時だ。けっして風に流されている時ではない」という言葉は、自身の体験に裏付けされたものだろう。

そういう人物を〝逆風時〟のリーダーに選んだ英国国民のリアリズムに、あらためて感嘆する。「それいけ!」と一直線の精神主義でなんとかなると思っていた、かつてのわが国が幼く思える。

 逆境にあるときは、こう思うといい。自分という凧が空高く舞い上がる兆しなのだ、と。

(第18回 200811)

 

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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