海の向こうのイケてる言葉
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ココロバエ
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There is more to life than increasing its speed.

マハトマ・ガンジー

 実践者が語ると、すごく説得力がある。スピードを上げるばかりが人生ではないと言われても、ああそうですかと聞き流してしまいそうだが、あのガンジーが言ったとなれば、がぜん重みがましてくる。

 弁護士、宗教家、そして政治指導者として祖国インドを英国から独立に導いた人である。

 その手法は、とことん柔軟だった。怒れる大衆を「非暴力・不服従」に徹底させたリーダーシップは、人間業とは思えない。

 フランス革命をはじめ、あらゆる革命や独立運動は力によって成し遂げらている。しかし、ガンジーはあくまで「非暴力・不服従」にこだわった。大勢で行進する際、銃撃を受けて多くの死者が出ても、粛々と行進を続けた。憎しみを力に転化させればさせるほど、憎しみの連鎖は膨張することを知っていたからだ。

 現今、世界のあちこちで憎しみの連鎖が絶えない。もはや「非暴力・不服従」では解決できないのであろうか。

(第9回 200622)

 

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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