海の向こうのイケてる言葉

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紺碧の将

Think different.

スティーヴ・ジョブズ

 1997年、アップル社が放った起死回生のキャンペーンのキャッチコピー。「考え方を変える」「発想を変える」と自分たちを、そして社会に意識変革を促した。「みんな、そうしてますよ」という言葉に弱い日本人には想像もつかない言葉だろう。

 しかし、どの国にも同調圧力はある。「みんなと同じ」でいれば、楽なのだから。日本は歴史的背景からとりわけそういう空気が濃厚だが、「みんなと同じ」(=替りはいくらでもいる」という状態のまま激変する時代を乗り切っていけるとは思えない。守るところは守り、改めるところは改める。不易流行の精神が求められるのは古今東西変わるはずがない。

「そうは言っても……」となかなか重い腰を上げなかった人も、今般のコロナ禍では四の五の言っていられない状況になった。

 であれば、自分から発想を変えてみよう。今のままでいいのか? こういう生き方でいいのか? 今まで当たり前のことだと思っていたが、ほんとうにそうだろうか? 本来の自分はどう変えたいのだろうか? それらの問いの先に、新たな自分が現れるにちがいない。

※本サイト内の「多樂スパイス」でもこの言葉について紹介しています。

(第6回 200608)

 

本サイトの髙久の連載記事

◆多樂スパイス

◆ネコが若い女性に禅を指南 「うーにゃん先生の心のマッサージ」

◆「死ぬまでに読むべき300冊の本」

◆「偉大な日本人列伝」

 

髙久の著作(オススメ本)

●『葉っぱは見えるが根っこは見えない』

 

お薦めの記事

●「美しい日本のことば」

 今回は「藤浪」を紹介。小さな紫の花房が風にたなびいている姿が波を思わせたのでしょう。続きは……。

https://www.umashi-bito.or.jp/column/

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