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紺碧の将

外国人観光客がいっぱい

2023.04.13

 運転免許の更新があり、試験場へ行った。優良ドライバー(ゴールド免許)なら都庁で簡単に済むのだが、「優良」ではないため、2時間も講習を受けねばならなかった。

 久しぶりに無駄な時間を過ごした。次回こそは優良ドライバーにならねば、と決意を新たにするが、私は長い運転歴において「優良」だったのは1回しかない。われながら、よく捕まっている。

 それはさておき、せっかく東陽町へ行ったのだからと、帰りに清澄庭園に寄った。岩崎弥太郎が荒れた土地を買い取り、社員の憩いの場、賓客を迎える場として整備した回遊式庭園である。

 初めて訪れた。驚いたことに外国人観光客がいっぱいだった。それも西洋人である。2、30人のツアー客とおぼしき団体もいた。旗を掲げたガイドがいて、全員で記念撮影をしたりして……。じつに昭和的な光景だった。

 日本人もあまりいないようなところに大勢の外国人観光客がいるというのがいい。いまはマイナーな情報もすぐにゲットできる。みんなが行かないところに行きたいという観光客もいるだろうし、外国人観光客にとっても多様な選択肢がある日本は魅力なのだろう。

 ウェットレッグ(名前が意味深)という、イギリスはワイト島(そう、ジミヘンで有名な)出身の4人組のバンドがグラミー賞をとったらしいが、メンバーの女性がこんなことを言っていた。

「グラミー賞をもらうより、日本に来られたことの方が嬉しい。グラミーより日本のほうがクールよね」と。

グラミーをとったことによって日本公演が実現したという内容だった。

 日本に憧れる人が増えれば、それは日本人の誇りにもつながる。

(220413 第1175回)

 

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