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紺碧の将

2021年の記事

2021.02.28
「宇宙は我が心に外ならず」宇は是れ対待(たいたい)の易にして、宙は是れ流行の易なり。宇宙は我が心に外ならず。これは佐藤一斎の『言志四録(後録)』の一節で、「宇とは無限の空間的広さを…
2021.02.28
日本に憧れた外国人が、曇りなき眼(まなこ)で日本を見つめると、どう映るのか。本書は、日本文学と日本文化研究者としてわが国に多大な貢献をしてくれたドナルド・キーンが若かりし頃に著した…
2021.02.26
20代の半ば、ジャズのライブハウスでバイトをしていた。それまでロックに狂い、ときどきクラシックも愛聴するという音楽の聴き方をしていたが、ジャズが私の生活に浸透してきたのはその頃から…
2021.02.25
アメリカ合衆国建国の父のひとり、ベンジャミン・フランクリンの言葉だ。政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者と、さまざまな顔を持つのも、勤勉で探究心が旺盛だった証だろう。 ベンジ…
2021.02.22
前回、安土城跡のことを書いたが、そこから自転車で5分くらいのところに「信長の館」がある。その名の通り、信長の館=安土城の天主を復元したものが建物内部に収められている。元になったもの…
2021.02.21
弟子たちにもたびたび言っていたものと思われる。芭蕉の口癖だったらしい「夏炉冬扇の如し」。芭蕉が本当の芭蕉となったのは、晩年の10年ほどのことだという。『おくのほそ道』の旅に出て、名…
2021.02.20
村上春樹のエッセイ集『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』で見つけた。「ガラスの家に住む人は、みだりに石を投げるべきではない。人を責める前に、自分に弱点がないかどうか確認したほうがい…
2021.02.20
この作品を何度読んだかわからない。簡潔な文体の正体に少しでも近づきたくて、慣れないながら英和辞典片手に読み通したこともある。物語はなんてことない。「早い話、老いた漁師がでっかいカジ…
2021.02.19
仕事やゴルフがオフという日がたまに我が夫にやってくる。ましてこのコロナの時代、東京へ寄席を聴きに行き、美術館へ寄るということも出来そうにない現実がある。そんな時私は、待っていました…
2021.02.19
私はかなりのストーンズ・ファンだと思っている。彼らのアルバムは、デビュー盤からすべて持っているし、何度もコンサートに足を運んだ。しかし、ストーンズに長いキャリアは要らなかったという…

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