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紺碧の将

秋の高尾山で命の洗濯

2018.10.30

 かねがね言っている。もしガンになったら、高尾山に登り続けると。苦しい治療をするより、よほど効果があると思っている。それでも治らなければ、それまでのこと。

 と思えるくらい、力のある山だ。高さは599メートル。日帰りでのんびり登るには適度な高さといえる。久しぶりに家族で登った。

 山の中腹にはいろいろな店がある。ふだん、団子など食べないが、こういう時は食べたくなる。さっそくみそだれの名物団子を頬張りながら見晴台から遠くの街を眺める。江ノ島から横浜、武蔵小杉、ミッドタウン、新宿西口の高層ビル街、そしてスカイツリーなどが一望にできる。昔は関東や甲信越など12州が見渡せたという。ここで満足指数は一気に上昇する。

 途中、薬王院で御朱印をもらい、頂上に着いたのは、歩き始めて1時間半後。頂上でゆっくりしたあと、下山するまで1時間。コースはいくつもあるから、その日の条件、その日の気分で変えるのも楽しみだ。

 高尾山口駅に隣接した極楽の湯で汗を流せば、身も心もスッキリ。新宿までの1時間は音楽を聴きながら居眠りする。命の洗濯にはうってつけのコースである。

 

 聞けば、11月に入るとハイシーズンになるという。そう、紅葉を求めて登る人が増えるのだ。登山道はもちろん、頂上も芋洗い状態になるだろう。ということは、快適に登るなら10月が一番。

 

「美し人」

美の生活化―美しいものを人生のパートナーに

 

※悩めるニンゲンたちに、名ネコ・うーにゃん先生が禅の手ほどきをする「うーにゃん先生流マインドフルネス」連載中。第30話は「人との間合いをはかる」。

https://qiwacocoro.xsrv.jp/archives/category/%E9%80%A3%E8%BC%89/zengo

(181030 第853回 写真上は三福団子と遠望、下は薬王院奥の院の鳥居)

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