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ん? スズメヤナギ?

2017.02.06

 

%e3%81%ad%e3%81%93%e3%82%84%e3%81%aa%e3%81%8d%e3%82%99%ef%bc%91「これはスズメか?」
 そう思った人もいるだろう。
 じつはネコヤナギ。殻がスズメの頭部に、花穂がしっぽのように見える。

 もともとネコヤナギは、尾の部分がネコのしっぽのように見えることから命名されているが、私ならスズメヤナギと呼びたい。
 自然界のなかにあると、殻は風で飛ばされてしまうのだろう。あまり見かけない。しかし、家のなかにあると、ずっと残っている。
 ネコヤナギは他のヤナギ類より一足早く開花することから、春の訪れを告げる植物とみなされている。わが家では立春のずっと前に開花した。

 思えば、植物の形はじつに面白い。どんな造形作家もかなわないほど独創的だ。いったい、どんな茶目っ気のある創造主がこのような形をデザインしたのかと感心するばかりだ。

 そう思って自然界を眺めると、不思議な形ばかり。「え? いままで気がつかなかった!」と悔しい思いをすることになる。
%e3%81%ad%e3%81%93%e3%82%84%e3%81%aa%e3%81%8d%e3%82%99%ef%bc%92 スマホばかり見ている人にはわかるまい。この自然界の造形の妙味。こういうものを見つけて喜べる私は、ほんとうに安上がりな人間だ。
(170206 第698回 写真はいずれもネコヤナギ)

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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