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ココロバエ
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街の気風

2017.01.29

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 何度かこのブログでも紹介したことがある。幕末から明治にかけて活躍した偉人たちが生まれた場所として知られている。
 たかだか数百メートル界隈に、大久保利通や西郷隆盛・従道兄弟、大山巌、東郷平八郎、山本権兵衛、黒木為楨など錚々たる人たちが生まれた。いったい、どのような采配によるものなのだろう。不思議でならない。
 加治屋町を囲むようにして流れる甲突川沿いに歴史プロムナードがある。そこを散策しながら偉人の功績を学ぶことができる。
 何度訪れても、特別の空気を感じる。ここで彼らが生まれたのか、という感懐があるからそう感じるのか、あるいはもともとそういう磁場が渦巻く場所なのかはわからないが、私は鹿児島を訪れるたび、引き寄せられるように足を向けてしまう。
%e7%94%b2%e7%aa%81%e5%b7%9d%e3%81%ae%e5%a5%b3 鹿児島は別格として、本来はどの街にも顕彰すべき先人はいるはずだ。そういう人たちのおかげで今があるという考えが少しでもあれば、その街の歴史の事蹟を疎かにするはずはないだろう。最近、いろいろなところを訪れるたび、そういうことに意識を向けるようになった。その街の歴史的事蹟を大切にしているかと景観が美しいかは私にとって、とても重要な物差しである。
 東京には歴史の徴がたくさんある。あらためて学び直したいと思う。
(170129 第696回 写真上は岩倉使節団に関する説明ボードと大久保利通蔵、下は甲突川と彫刻)

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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