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御家形様はアンパンマン

2008.07.26

 御家形様(おやかたさま)と呼ばれ、多くの人に幸せと笑いをバラまいている高久和男さんが生誕60周年、つまり還暦を迎えた。本人はあくまで50歳と言い通しているが、お腹もポッコリ出てしまい、もはやどう繕っても嘘八百の域を出ない。それでもかたくなに「俺は50だ!」と主張するあたり、さすがは御家形様である。

 御家形様の尋常ならざる生態は、拙著『多樂スパイラル』の200ページ目を読んでいただければすぐにわかる。なにしろ、型破りのハチャメチャ凄腕人生なのだ。酒を一滴も飲まずに毎月数百万円の飲み代を浪費し、自分を茶化しながら暗〜い世相を少しでも明るくしようと行動している。日本広しと言えど、彼のようにヒッチャカメッチャカな経営者はいないだろう。これについては私が太鼓判を押す。もし、もっとスゴイ社長を知っているよ、という人は、ぜひ連絡してください。

 と、一方的に貶めているように見えて、実は御家形様、10以上もの会社を持っていて、すべて人に実務をやらせて、ほとんどがうまくいっているから並みではない。グループ企業の内、2社はウラ若き?女性を社長に据えているのだが、「頑張って、僕の飲み代を稼いでね♥」と言うだけで、あとは何もせず、ワッハッハーと笑って去るだけである。たぶん、私が同じことをしたら、袋叩きにあうだろうな。やはり人徳か。

 ところで、御家形様はそんな風だから、どこへ行くにもウラ若き女性を伴ってる。毎回ちがう人がくっついてくるので、誰もその女性の名前を覚えようとしない。どうせ覚えたとしても、1回ポッキリだから無意味な徒労なのである。

 御家形様は美食家を気取っているが、実はアンパンとメロンパンが大の好物で、それ以外の食べ物にはあまり重きをおいていない。逆を言えば、アンパンとメロンパンには病的にうるさい。どこどこのアンパンは餡がどうのこうの、このメロンパンの表面はどうのこうのと、とにかくマニアックなこだわりようである。

 さて、御家形様が経営するイタリア料理店で催された還暦祝いパーティーに20名ほどが参加したが、全員からのプレゼントが面白い。なんとデコレーションケーキ並みに大きいアンパンとメンズエステ券である。メンズエステに行って男を磨き、さらにモテるようにとの願いが込められていた。

 写真は、結局、参加者の誰もが名前を知らなかった女性にアンパンを食べさせてもらうところである。これだけで死ぬほど盛り上がったのは言うまでもない。

(080726 第61回)

 

 

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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