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光る鏡の不思議

2019.03.15

 前回に続いて天岩戸神社の話題を。

 神楽殿(右写真)の中央奥に「天照皇大神」と大書された掛軸があり、その前に丸い鏡が置いてある。肉眼で見れば、とくだんなにも変わったことはない。

 しかし、これを撮影するとこのように鏡が光り、掛軸の文字が見えなくなる。今回誘ってくれた人からこのことを聞いたことがあるが、その時は「眉唾」かな、と思っていた。しかし、実際に体験し、驚く結果となった。

 なぜ、この鏡は光るのか? フラッシュを焚いているわけではない。鏡は建物の奥にあるため直射日光が差すわけでもない。それなのに、いったいなぜ?

 ネットで見ても、そのことについて言及した記述がない。不思議と思わないのか、そう思うことすらためらわせる力を持っているのか。いずれにしても、不思議である。

 なぜ鏡? といえば、天照大神が洞窟に隠れてしまった後、呼び戻す計画をたてたとき、46センチほどの鏡を置いて、天宇受売命(あまのうずめのみこと)が足を踏み鳴らし、胸をさらけ出し、陰部まで露わにして踊ったというのは前回書いたとおり。そのことから、その銅鏡が八咫鏡(やたのかがみ)と言われ、天皇家の三種の神器のひとつとされるようになった。現物は伊勢神宮に保管されているという。

 考えてみれば、理屈に合わないからといって不思議に思うのは現代人の悪いクセかもしれない。人間がわかっていることなど、微々たるものなのだ。そういう認識にたてば、天岩戸神社の光る鏡について、その原理がわからなくてもいいのではないか。そう思ってスッキリした。

 

 ※うーにゃん先生、自己啓発セミナーに物申す。

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40話 うーにゃん先生「日々の生活が人をつくる」

 

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https://www.umashi-bito.or.jp/column/

(190315 第885回)

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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