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『Japanist』創刊

2009.04.23

 いよいよ『Japanist』の創刊にこぎつけた。

 手前味噌ながら、ニッポンを知るためにかなり有効だと思う。難しすぎず、平易すぎず。文化や伝統工芸だけではダメ、経済だけではもちろんダメ。本誌には国づくりのビジョンがある。ここが他の日本をテーマにした出版物と大いにちがうところだ。だって、那波多目功一画伯の美しい絵と山田宏氏の崇高な国家理念が同じ書物(あえて雑誌とは言わない)に並んでいるなんて、かなりイケテルと思わない?

 本誌は4章だてになっているが、それぞれのメイン記事、すなわち●千玄室─中田宏対談 ●山田宏・「日本よい国」構想は国家百年の計 ●那波多目功一・引き算の美学 ●小川三夫・千年の時をつなぐ、の4本だけで計63ページ。その他全部合わせて約130ページ。

 ジャパニスト株式会社は社員ゼロだが、そういう状況でよくぞ仕上げられたものだとわれながら感心している。まるで家内制手工業的だが、ほとんどのページの制作(一字一句、文字の修正まで)を自分で行った。これじゃあ、忙しいわけだよ。ちなみに、アソビ仲間の高久和男さんからは「あまり忙しいのはキミらしくないよ。もっと遊ばないと」とアドバイスを受けた。アソビ友だちが一人減ってしまったことが残念でならないようだった。そう言われても、やるべき時とわかったら仕事はとことんやらねば、生まれてきた甲斐がないではないか。

 あとはこの書物(われわれは志誌と呼んでいるが)を広めるためにどのような方策をとるか。宣伝広告費をもたず、大手流通を通さない独自の方法で、着実に広げたいと思う。

 完成してまだ数日しか経ていないが、すでに多くのエールが届いている。やっぱり世の中はこういう方向に進んでいると確信を深めている。

 本誌に登場していただいた方、非常事態とも言える状況下、広告を出稿していただいたスポンサー各社、執筆者、多くの関係者、そしてこの志誌の誕生を心待ちにしてくれた多くの読者と創刊をともに祝いたい。

 「カンパーイ!」

 つかの間の休日が明け、すでに第2号の構成に着手している。概要はほぼ固まりつつある。ウォーミングアップをして、またエンジン全開にもっていかないと。

 尚、『Japanist』取り扱い店舗については近日中に下記サイトにて掲載します。マガジン専門のネット書店・富士山マガジンサービスでも取り扱いが始まる。

www.compass-point.jp

(090423 第95回)

 

 

Profile

高久多美男

高久 多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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