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ココロバエ
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裸足で歩く

2016.06.05

ラクウショウの森 先月、鹿児島の幼稚園で、子供たちに裸足で過ごさせていることの意味を聞いた。

なるほどと思った。
 善は急げ。いいと思ったものは、なんでも取り入れろ。
 さっそく、私も試してみようと思い、ときどき新宿御苑を裸足で歩いている。
 ふだん、足の裏はほとんど刺激されることがないため、ゴツゴツしたアスファルトにさしかかるとかなり痛くなる。アスファルトの上に角のある小石が撒かれている道路ともなると、抜き足差し足でしか歩けない。
 しかし、一転して芝生や土の上になると、フカフカとして気持ちいい。大地を踏んでいる感触がこそばゆい。地球の皮膚とつながっている感じがするのだ。どうしても裸足で歩けそうもないところは、両手に持っている雪駄を履く。そんな具合でさまざまに歩き方を変える。これだけでじゅうぶん刺激的なのだ。
 こうしてこの原稿を書いている今もそうだが、私は日頃電磁波を浴びすぎている。仕事上どうしても必要であるため、使わないわけにはいかない。当然のことながら、体中に電気が溜まっていることだろう。その電気を抜くには、地球(アース)にアースすることが効果的だと気づかされた。
 裸足で歩く。こんな原始的なことが歓びを与えてくれるなんて、思うだにしなかった。幼稚園には、生きる上でのヒントがたくさん詰まっていると認識を新たにしている。
(160605 第641回 写真上は新宿御苑のラクウショウの森)

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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