You’re never too old to learn.
ことわざ
中学で習った「too〜toの構文」が使われている。曰く、学ぶのに歳をとり過ぎているということはない。
ある程度の年齢に達すると、年歳相応・実際の年歳より若い・実際の年歳より老けている、の3つに分かれてくる。体の動きもそうだが、最も如実に現れるのは「目の光」ではないか。知的好奇心の色が薄い目は、それだけで覇気を感じない。反面、知的好奇心が旺盛な人はいくつになっても覇気があり、若々しい。
ここで、「知的好奇心」と書いたが、好奇心にもいろいろある。他人の噂話が好きな人も好奇心が旺盛といえるが、そういうものと区別するために、あえて知的好奇心と書いた。
知的好奇心が薄れると、世間と世界が狭くなる。いつも同じ人と交わり、狭い社会のなかで日々をおくり、新しい体験がなくなっていく。そうならないためには、貪欲に学ぶこと。しかも、楽しく学ぶ。それに尽きる。You’re never too old to learn.なのだから。
(第145回 251215)
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