海の向こうのイケてる言葉
HOME > Chinoma > 海の向こうのイケてる言葉 > Eat to live,  not live to eat.

ADVERTISING

紺碧の将

Eat to live,  not live to eat.

ソクラテス

 ――生きるために食べよ、食べるために生きるな。

 わかっちゃいるけど、これがなかなかできない。おそらく人類の大半は、食べるために生きている。「生活のため」と言って、どれほど本心を隠していることが多いことか。

 ロシア国営の「第1チャンネル」でニュース番組の放送中に「戦争反対。戦争止めろ。プロパガンダを信じないで。ここの人たちは皆さんにうそをついている」と書かれたプラカードを掲げ、拘束されたテレビ局の編集者、マリナ・オフシャニコワさんはその後、テレビ局を辞めたが、彼女はまさしく「食べるために生きる」ことと決別した一人であろう。生活のためとはいえ、これ以上、ウソを垂れ流すことに耐えられなかったのだ。

 翻って、自分ならどういう行動に出るだろうか。自分のこととして考えると、ひとつひとつの出来事は重い意味をもつ。

(第95回 220320)

 

髙久の電子書籍

『禅ねこうーにゃんのちょっとした助言』

『焚き火と夕焼け エアロコンセプト 菅野敬一、かく語りき』

『魂の伝承 アラン・シャペルの弟子たち』

『葉っぱは見えるが根っこは見えない』

『偉大な日本人列伝』

『本物の真髄』

 

本サイトの髙久の連載記事

◆多樂スパイス

◆死ぬまでに読むべき300冊の本

◆音楽を食べて大きくなった 

ADVERTISING

Recommend

記事一覧へ
Recommend Contents
このページのトップへ