いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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長田弘
詩人、長田弘の『静かな日々』の冒頭である。われわれ人間の体は、じつにうまくできている。目も鼻も口も耳も手も足も、きちんと外部の情報をキャッチして、脳や内臓器官に伝達する。あたりまえのことだから、だれも…
長田竜太
コメ農家でありながら、有限会社ライスクリエイトと日本キヌカ株式会社の代表取締役というベンチャー企業の社長を務める長田竜太氏。彼は、有機肥料100%のコメ作りを行い、補助金に依存しない完全無借金経営を実…
できないことをできるようにするにはどうすればいいか。自分はどこに向かうのか。今の仕事の先に何があるか。もっと良い仕事をするにはどうすればいいか。もっと能力を高めるにはどうすればいいか。もっと自分らしく…
菜根譚
菜根譚、後集35条に、「禅宗に曰く、『饑え来たりて飯を喫し、倦み来たりて眠る』。詩旨に曰く、『眼前の景致、口頭の後』。蓋し極高は極平に寓し、至難は至易に出で、有意の者は反って遠く、無心の者は自ら近き…
レイチェル・カールソン
環境問題の告発本『沈黙の春』で知られるレイチェル・カールソンが、最期の手記『センス・オブ・ワンダー』で、自然へのまなざしをこう書き残している。色を変え、姿を変える木々のまとう葉や、飛び交う鳥や草かげに…
福島智
9歳で失明、18歳で聴力をも失った東京大学教授、福島智氏の言葉である。著書『ぼくの命は言葉とともにある』から抜粋した。彼は、自分の姿を見た人が「勇気をもらった」とか「すごいですね」と言ってくれることを…
大山泰裕
障害者雇用で有名な日本理化学工業会長、大山泰裕氏の言葉である。日本理化学工業は今ではチョーク業界ナンバーワンのシェアを誇っているが、そこに至るまでの道程は紆余曲折だったという。マーカーの普及に伴い、チ…
『月と六ペンス』より
サマセット・モームの『月と六ペンス』から抜粋。「じゃあ、なりたい姿になれないなら、夢や希望もあったもんじゃないだろう」と反論が聞こえてきそうだが、そうではない。よーく考えてみてほしい。今現在の自分がど…
森瑤子
生前、オシャレ番長として若い世代から同世代の女性たちに支持されていた森瑤子。作家としての頭角を現しはじめたのは、なぜか男にもてなくなってからだというが、その作品を読めばそれもなんとなくわかる気がする。…
安岡正篤
昭和33年におこなわれた記念講演での記録より、安岡正篤が「人間とは何か」を語ったときの一節である。では、どういう人間なら役に立つというのか。「常識的な平凡な者ではどうにも話にならぬ。型破りな、自由で革…