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蒲郡クラシックホテル

2018.04.27

 前々回、犬山城へ行った話を書いたが、犬山には明治村という興味をそそられるスポットもある。いずれも訪れる予定だったのだから、本来なら犬山に宿をとるべきだろう。

 しかし、ネットで調べても、犬山にはこれといったホテルがない。範囲を広げて調べるうち、蒲郡にクラシックホテルがあることがわかり、そこを予約した。東京から犬山まで行き、夕方、蒲郡まで戻ってくるというのはかなりのロスだが、それでもその宿を選んだ(その影響で、明治村での滞在時間が短くなってしまった)。

 明治45年開業。格調高いホテルだと思う。三河湾を見下ろす立地は、得難いものだ。ヨーロピアンタイプの内装もいい。ホスピタリティも文句をつけてはいけないレベルにあると思う。

 しかし、なにかが足りない。贅沢を言ってはいけないと思いつつ、犬山から遠路戻ってきたという手前(勝手にそうしたのだが)、ずしりとくるインパクトを期待していた。

 冷静になって考えると、パブリックスペースに比べて、客室の家具や調度品類に品がないことが理由のひとつだとわかった。ただ古いだけで、それだけを見ると、よくある大型温泉宿のそれとあまり変わらない。

 もうひとつは、食事に工夫が感じられなかったこと。これも欲を言えばきりがないが、もっと独自のスタイルを目指せるはずだ。おそらく、「このへんでいいだろう」という妥協が混じっている。夕食は六角堂という、特別に設えられたところでいただいたが、お酒の種類も少なく、食事にも工夫を感じられなかった。ただ、卓上にアンデス、シチリア、カマルグ、宮古島、死海、藻塩と6つの塩が用意されていたのは、好感がもてた。

 もう一度、行ってみたいかと問われたら、「?」かも。

 

※悩めるニンゲンたちに、名ネコ・うーにゃん先生が禅の手ほどきをする「うーにゃん先生流マインドフルネス」、連載中。今回は「成果があったときの落とし穴」。

https://qiwacocoro.xsrv.jp/archives/category/%E9%80%A3%E8%BC%89/zengo

(180427 第807回)

 

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Profile

髙久多美男

髙久多美男

(撮影:森 日出夫)

●1959年生まれ

●1987年、広告の企画・制作を営む株式会社コンパス・ポイントを設立

●2009年、『Japanist』を編集・発行するジャパニスト株式会社を設立(2019年1月、刊行終了)

●「遊び、学び、仕事は皆同じ」がモットー。すべからく本質を求める

■本は永遠の師匠

19世紀フランス文学から20世紀アメリカ文学、さらには現代日本文学。歴史(特に日本近代史)、あらゆる生活・芸術分野から政治・経済の分野まで、本には強いな愛着を示す

■No Music, No Life

あらゆるクラシック音楽と1950年代以降のジャズ、R&B、60年代以降のロック、ワールドミュージックなど、とにかく雑食

■生涯、美を求めたい

桃山から江戸にかけての日本美術、岡倉天心一派以降の近代絵画を特に好む。ヨーロッパの近代絵画など、こちらも雑食

■敬愛する歴史上の人物

尊敬する人物は大久保利通。ほかに幕末から明治にかけて活躍した男たち。戦国武将では武田信玄、戦後の政治家では岸信介

■思索の遊び

禅、儒学、老荘思想、マキャヴェリズムを組み合わせながら、独自の思想を構築中

■いやなもの

共産主義や日教組などの極端な左翼思想(極端な右翼も嫌い)、地球市民幻想、新興宗教

■その他

日常的に走る他、毎年夏、山に登る。体型はずっと変わらず。便利なことよりも美しさに価値を見いだす

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